目が覚めれば、どっと汗が噴き出す。 塞き止めていた血液を一気に全身に流そうと、心臓が肋骨を叩く。 クーラーを止めてから、3時間ほど経った現在、私は涼を求めて台所へと向かう。 部屋を襖を開け放つと、ゲージの中で愛犬が足を伸ばして寛いでいる。 私の…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。