詩を書きます。No.3
気の向くままに。
『ふのみち案内』
からりからり唐草模様
あからさま大泥棒
金銀盗んで姿くらます
からりからり街灯行路
あからさま小悪党
鉈を片手に夜道はびこる
からりからり唐傘一本
あからさま不幸少女
男を誘い薮へいざなう
からりからり変わる時代
あからさま変わらない悪
迷わないでそこはふのみち
からりからりあからさま
気付いていけない耳塞げ
からりからりあからさま
いつもの街を知ってはいけない
からりからりあからさま
あからさま善人面
それで事もなしあなたしあわせ