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ネガティブ方向にポジティブ!

このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

『独りよがりのカナシイ』

詩を書きます。No.4

以前書き残してたのがあったので。

…まあ、長いとは思っています。

 

『独りよがりのカナシイ』

私のカナシイという感情は上手く説明できない

カナシイというのは簡単だ

でも私のカナシイは言葉だけでは足りない、気がする

私のカナシイは何時までも居座わりながら肥大し続けている、気がする

 

「カナシイは早く忘れなさい」と人はいうが

そういった人は早く忘れられる人だからそういえるのであって

私が今もカナシイのは何時までも忘れられない人だから、だろう

カナシイは簡単には消えてくれない、気がする

 

春になれば雪は融けてしまうけれど

それは陽が当たる暖かい場所だから

誰も踏み入れない山の頂の雪は夏でも融けはしない

私のカナシイはそういったもの、だろう

 

もしかしたら私のカナシイは煩わしく私を一瞥している、かもしれない

勝手に太らせて迷惑している、かもしれない

しかしでもならばどうしろというのか

私しか居ないのだ、このカナシイを知っているのはこの宇宙で

 

重いと気持ち悪いと忌避されても

不快にさせてしまっても

私は私のカナシイを捨てられない

 

だから故に私はカナシイ、気がする

 

それでも何時か私のカナシイが朽ち果てる日が訪れる、だろう

その日は私にとって最も不幸で最も心安らぐ日になる、だろう

 

今はこのカナシイに埋もれていたい

カナシイの果ての深い深い穴の底へ

私のカナシイを詰めた箱船が他のカナシイと見分けがつかなくなるまで

 

それにしても私は何か忘れている

とても大事なことだったような

忘れてはいけないことのような

私の目の前で横たわるこれは何だったか

大切なことだった気がする

いや私にとって大切なのはこのカナシイだ

目の前のこれは私にとって二の次三の次

忘れてしまってしかるべき

だから私はカナシイでいいはずだ

不安だ

私はカナシイといっていいのだろうか

誰か教えて

誰か誰か

私をカナシイといわせて

どうか私にカナシイを与えて