若葉マークを取っ掛かりに考えます。
教習所を卒業すると共に手渡される若葉マーク。
去年(2015年)の5月に私は取得しまして、今年の上半期まではお世話になりました。
若葉マークは初心者マークと言いますよね。
まだ、着けて運転していた時は右折のタイミングが上手く掴めなかったり、細い道をすれ違うのにハラハラしたり…
自分は…どうだったんだろう?今と対して変わらないような…?
…安全運転してますよ?
若葉マークで言えば、磁石タイプと吸盤タイプがありますね。
私は断然磁石タイプです。
窓に貼ると視界が遮られるし、気付くと落ちているし、見映えもあんまりな気がする。
むしろ、吸盤タイプは需要があるのか?と不可思議なほど。
まあ、1年しか活躍しませんけど。気になる…
1年で若葉マークを外しますけど、これは適当な期間なんだろうか?
だって、1年で初心者ではなくなるかも知れませんけど、まだ1年ですよ?
そりゃあ、勘の良い人や技術に自信のある人はもっと短くても良いですけど。
私自身で言えば通勤に運転してますし、連休に遠出して慣れてきましたけど…
まあ、つまりです。
あえて、言い切る。
初心者卒業しても、無能は無能だ。
ペーパードライバーと言うのがいます通り、運転しなければ忘れゆく技術です。
それを単純に「期間」が過ぎたから初心者ではありません、と言われても困る訳です。
技術的、心理的、にまだ未熟な人だっているはずです。
教習所で必要最低限の知識、技術を修めた、としてもそれを指導する人はやはり必要です。
これは仕事でも言えますけど、1年を働いて仕事のビギナーではなくなっても。
仕事の要領が掴めている、なんてことはなく。
それでも「初心者」ではないので新しい後輩が出来て、責任を持たされる訳です。
しかし、能力的に出来るか?と自他共に懐疑的になっていて、結句、責任を持たせられないことに。表面的には責任を持たせているようにして。
悲しいかな、気付けば後輩の方が仕事が任されていることに…
初心者を卒業は期間で見れば1〜3年くらいが目処でしょうか。
しかし、何度も言いますが、無能は無能です。
能力が日常に追いつかないんですよ。
それでも成長というか上達するには、継続して数をこなすしかなく。
しかも、ただ数をこなすのではなくて、昨日よりも良くしようとしなくてはならなくて。
量と質を同時に求められている訳で。それが普通の人には普通にこなせられるのでしょう。
それが無能には、私には辛いんですよ。
無能は無能で必要最低限の維持する努力はしないと生きていけない訳で。
追われる日常に初心者で許される期間は余りに短く。
現実は冷酷だ、と悲嘆する暇さえ惜しまれて。
…いや、もっと端的に言えば。
歳を取りたくねぇ!by三十路前の男の独白
嗚呼、若葉マークを額に貼付けていたい!
…あ、吸盤タイプならいける?
撤回撤回!吸盤タイプの需要がここに!!
貼らせてくれ!切に、私は未だ初心者でありたい!
甘え?知っているよ?故にあえて言っているんじゃん!
今日も私は自分に甘い。