ステープラを取っ掛かりに考えます。
書類や資料を紙媒体に印刷して、それをパチンと留めるステープラ。
え、ステープラですよ?ステープラ。皆さん見たことあるアレです。
はい、ホッチキスのことでした。
まあ、私もつい最近知ったのですけどね!
ホッチキスはステープラの製造したアメリカの企業「ホッチキス社」が由来らしい。
本名よりペンネームが有名みたいな?
そっちの方がしっくりくるみたいな?
ステープラはアメリカだとそちらの方がしっくりくるでしょうけど。
日本だとホッチキスの方がしっくりきます。
私個人の見解では、「パチン」という音がステープラよりもホッチキスの方が合っている、という何とも感覚的なことなのですけど。
まあ、何でしょう?つまり…
あえて、言い切る。
名前は最も端的な「背景」だ。
名前はどうしてそういう名前にしたのか、謂れがありますよね。
例えば、「消臭力」のネーミングはエステーの会長兼社長がプロレスラーの「長州力」から閃いた、みたいです。
「かっぱえびせん」は当時、「かっぱ天国」という漫画がブームになって、その作者にお願いして発売した「かっぱあられ」が元、らしいです。
どうしてその名前にしたのか、その物の「背景」を端的に示しています。
海外の名前の由来も職業から来ているものがあるそうで。
イギリスで多い「スミス」は鍛冶屋、「シェパード」は羊飼いから来ています。
ご先祖様の職業が背景にある訳ですね。
DQNネーム、キラキラネームというのもその人の生まれを想像するものになります。
音の響きで名前を着けるという時代の流れがありますが、何年かしたら別の流行りがあるかもしれません。
その人の「背景」にはその人の両親やどういう人生を歩んだのかを垣間見ます。
私の本名は割りと仰々しく、読めない人もいます。
また、名前のイメージから「お寺の子?」と言われることがあります。
まあ、名前負けしている部分があるのでそこからひねくれた性格になった、のはこじつけです。
このブログで使用している「上の小枝の怠け者」は、昔は「怠け者」だけでした。
私を端的に言い表している名前だと考えて。
数年使っていると、どうやら他にも「怠け者」を自称している方がいて。
でも、他に適当なネーミングが思い付かず暫く放置。
最近ですね、ブログを始めることになったときに、自分の苗字の謂れを調べていたら意味合いとして「上の方にある小枝」ってことが解りまして。
それで「上の小枝」と入れてみて、何となく「怠け者」を足したら語感が結構良かったのでそのまま採用をした。そんな流れです。
人となりを知るのに名前は大事。
音の響きとか画数とか色々あるけど、一番合った名前を着けましょう。
とかそんなところを言いたかっただけです。
ステープラの名前はそれはそれで背景があるのでしょうね。
皆さんの名前はどんな背景があるのでしょうか?
パチンと記憶されたい、そんな名前に成れたら素敵だなと妄想する晩秋かな。