書こうと思ってパソコンの前に座ります。
少しして数文字打ってみるものの、どうにも納得できずにデリートボタンを押します。
文字が一文字もない画面と次第ににらめっこをし始めます。
そうして、今日が1時間で終わる段になって慌てて文字を埋めていきます。
ここ最近は書きたいことはあるのですが、自分の欲求に素直に従っています。
日がな一日食べるか寝るかの何れかで、偶にアプリのゲームをしています。
社会の規範など忘れたかのような振る舞いは一言で言えば、陸でなしであります。
ならば、本当に陸でなしとして親のすねをかじっているだけなのか?と訝しく考える方もいるでしょう。
しかし、悲しいかな9割は書いたまま、事実です。
心優しい人ならば、1割は頑張っているのだろうと弁護してくれるかも知れませんが、9割の実情を鑑みるに怠けた罪を咎める人が大多数でしょう。
心優しい人も9割の陸でなしについては眉をひそめるでしょう。
社会の辛口にきっと私は白旗を揚げて降参します。
それでも尚自分に甘い私は残り1割について自己弁護します。
全く、陸でなし。訴える相手は心優しい人たちへ。
1月13日の金曜日に3度目の参加となりました、ナナシノエイト。
ナナシノエイト "名もなきオープンマイク0 松本編" 第四夜
(Facebookより)
中々の人が来ていまして、少し遅れて行った私はその混み具合に少なからず驚きました。
私の雑な詩と朗読を発表しよう、と考えていたので、運動をしていないのに心臓が早鐘のように脈打ちました。
私がどんな詩を読んだかは…ブログでUPしますので一先ず置いといて。
宴もたけなわとなりましても、皆出口には直ぐには向かいません。
バーのカウンターに座りビール片手に語らっていたり、またぞろ会いましょうと固く握手を交わしていたりとそこかしこで談笑の華が咲き乱れます。
そんな中私は一人ただ一人をじっと見て話しかける隙を探しています。
撮影の出演交渉をしよう、と待ち構えていたのです。
今回撮影しよう、と考えていたことで何よりの問題は出演してくれる方を探すこと。
最後に撮ったときは一から十まで私一人で賄っていたので、こうして頼むのは初めてです。
出てくれるかどうかは相手の気持ち一つなので、幾ら頭を下げても通らないときは通らないことは百の承知です。
承知の上で未だ全体のラフな構想のみしか描けていないノートを握りしめています。
足もすくんで一歩前に進むのに何度目かの深呼吸をします。
今、一人になったと見るや、それとなく近付いて開口一番「ちょっとご相談があるのですが…」
不躾に話しかけたにも関わらず、話を聞いて頂きまして。
こちらはなけなしの言葉をつっかえつっかえ前後しながら説明します。
こちらの話を遮らず、私が話終えるのを待っています。
そうして、私が一通り話して、「…と言うのをやりたいので撮影に出て頂けないか?」と締めると、相手は一つ二つ質問します。
私はそれに短く返答しながら答えるとにっと笑って「良いですよ」
いやはや、慣れない交渉を終えて肩の荷がするりと下ります。
相手方は今度は私について色々と質問してきます。
さっきまでとは打って代わって余計なことまで喋り始めます。
まるで壊れた蛇口から水が止めどなく流れるが如し。勢い良く喋ります。
そんな私に付き合って、店を変えまして。
気付けば深夜3時まで。いや、途中から喋ってはいないのですが、とっぷり夜が更けてます。
大変有り難いことです。
さあ、これで二人目です。
残り一人が見付かって、引き受けてくれたら、役者さんは揃います。
次に撮影場所…これも早め早めに見つけられるようにしたいです。
何はともあれ、絵コンテを書かなくては…それぞれのキャラクターが確立すれば自ずとどうすれば良いか見えてくる筈、です。
残り1割でも私にしては頑張ったと自画自賛です。
ブログ更新もこれだけ頑張れば褒められて良いでしょう。
そう、私は褒められて良いのです!
だから、私は自分を褒めます。良くやった!
(9割も頑張ればもっと良いぞ!むしろ、もっと頑張れ!!怠け過ぎだ!馬鹿!1割程度で調子に乗るんじゃねぇ!スカポンタン!!)
ふう、現実は見ないでおきます。
取り合えず目の前のことから少しずつ消化します。
雪が降り止み、雲の隙間から日が射すように皆さんの道に光明がありますことを。