山によく落ちている物。
空き缶、ビニール袋、煙草の吸い殻。
奥まった所にもそれなりに見かける。
電車の窓から投げ捨てられたハンバーガーの紙袋。
橋の下に固められていた花火の残骸。
人の畑のあげ道に放置された18禁の雑誌。
用が済んだら邪魔になるのは分からなくもないけど。
手で潰してコンパクトにするなり、そのまま持って歩くなりすれば良いのに。
道は個人の部屋ではなくて、他の人も使う公共のものなのだから。
もし、個人の部屋と公共の場所の区別がないと感じているのならば。
自分の部屋に知らない人が空き缶をそっと置かれたらどう感じるのか聞いてみたい。
多分、あり得ないと答える気がする。
こう問うたところで、捨てる人は捨てるでしょうけど。
落ちている物を見かける度に感じること。
自分の良心は落とさないようにしたい。
空いたペットボトルを振りながら、野を分け入って行く。
山を歩く作法だと、山育ちは考えます。
投稿します。