ネガティブ方向にポジティブ!

このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

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仕事中、黙々と油揚げを拾っていたら、機械操作を担当するオペレーターの方が話しかけて来た。

 

「Kさんってきざみラインの人だよね?」

 

私の通う工場では、A、B、C、Dの油揚げの製造をするラインがある。

奥の方で、豆乳を作って、油揚げの生地を揚げて、冷凍して、それをコンベアで運ばれた物を商品にするために袋に入れる機械にせっせと入れる、その作業をする所が4つあるということ。

そして、味には問題ないが製品として売れない油揚げを各ラインから集めて、刻んでから袋詰めするラインがある、それがきざみラインだ。

私の主な所属がきざみラインで、Kさんとは班を組んでいる人で、そこそこ仲は良い方だ。

 

オペレーターの方が何を言いたいのかは知らないが、知っている人なので素直に首肯する。

私の肯定を見て、オペレーターの方が続けて。

「さっき、そこで社員の人と喧嘩してて、「分かりました、それだったらもう辞めます!」と言っていたよ」と言った。

 

私は驚きを禁じ得なかった。

普段はニコニコとしていて、返事もハキハキとしているKさんが?

普段の様子や仕事前の会話から、とても怒るような人には見えないのに…

そも、その喧嘩したとされる社員は、私の目から見て、穏健な物言いと分かり易い説明をする人で、現工場内の全社員の中でも怒気を態度に示さない部類に入る。

この二人が喧嘩…?モンシロチョウとテントウ虫がいがみ合っているよ、と言われたような気分で俄には信じられない。

 

と言うより、 Kさんがどこまで本気かは知らないが、本当に辞められると、皺寄せがもろに私に来そうなのだが…

本気なのだろうか…?流石に急に穴を空けるようなことはしないとは信じたいが…

だが、仕事の返事で時折「うん」と答える時があるのを考えると…幼さがあるような気もしなくもないけど…

つまり、バックレることも有り得そう…止めよう、人を疑っても悲しくなるだけだ。

今日笑顔で行けば、会えるさ、会えるはずさ。

そう信じよう。

 

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