ネガティブ方向にポジティブ!

このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

175

借家の駐車場にイナゴが1匹、跳ねていた。

日中、見事な秋晴れになったからか、イナゴの足取りは軽やかだ。

その様子が可笑しくって、釣られて私も鼻歌を歌う。

 

今日は、ユニクロで靴下をまとめ買いした。

私にとって靴下は、中長期の消耗品の類いだ。

穴が空いたら、捨てている。

ワッペンなどで穴を塞ぐのは、面倒に感じる。

 

諸行無常の理に、捨てられる、穴の空いた靴下。

穴が空かなくても、タンスの肥やしになる衣服の数々。

ああいや、タンスに肥やしができるほど、衣服は持ち合わせていない。

むしろ、最近、減った気がする。

体型が中学時代から大して変わらないので、大抵の衣服が問題なく着れるのが、大きいだろう。

 

10年選手もちらほらあるくらいで、穴が空いたら直ぐ捨てる靴下は、それらに比べると、消耗品の感覚が強い。

この穴を補修する強者はいるだろうか?

 

穴が空いたら、捨てる。

よく考えたら、衣服は消耗品なのかもしれない。

継ぎ接ぎした衣服は、子どもならいざ知らず、大人は着ないだろう。

漫画「ギャングース」でも、路上で生活する人たちにとって衣服は消耗品だ、と書いていた記憶がある。

流行り廃りで着なくなる服もあるだろう。

 

そうすると、かなりの衣服はゴミとなる。

つまり、私たちはゴミを身に付けている訳だ。

頓珍漢なことを書いている。

そんなことを言い始めたら、裸で過ごさなければならなくなる。

そう言えば、仏教の苦行では衣服は濁りとして裸でするのが一般らしい。

あれ?「衣服はゴミ論」はアリなのか?

いや、ないない。

世迷い事と切り捨てよう。

 

イナゴが元気に跳ねている。

秋晴れの陽気に当てられて、阿呆になってしまったようだ。

仕方ない、そういう日もある。 

イナゴのように軽く跳ねて、借家へと入った。

 

投稿します。