信号機が青から黄、黄から赤にさっさかと変わり、私に止まるよう指示してきた。
自動車のブレーキをゆっくりと踏み、なるべく静かに、停止線の前まで進めて、止める。
アイドリングで地球環境を破壊しながら、信号機の「進め」の指示を待つ。
待っている間、歩行者がいないか、右左折の自動車はないか、目を配っていると、遠くにある山の様子が変わっていることに気付く。
山の頂上付近が、白くなっているのだ。
すでに日本アルプスの山脈には、下々の人間にも確認できるくらいに、雪が積もっているのだ。
休日の午前中は、まず、スタッドレスタイヤに付け替えることから始めた。
しかし、私は自分で付け替えるのは億劫なのと、次いでに諸々の点検も兼ねて、毎年、近場のガソリンスタンドでお願いしている。
しかし、雪が明日にも降るかもしれない、と慌てふためいたのは、私だけではなかったようだ。
近場のガソリンスタンドにいた、50歳くらいの腰の低い男性スタッフにタイヤ交換を依頼したが、「今日明日と予約で一杯」と申し訳なさそうに断られた。
仕方がないから、少し足を伸ばして、別のガソリンスタンドに依頼した。
そのガソリンスタンドでも、やはり、混み合っていたが、幸い、正午にはできるとの返事を頂いたので、タイヤ交換をお願いした。
借家からタイヤ交換をお願いしたガソリンスタンドまで、歩いて20分程度なので、一度、帰宅することにした。
帰宅後、時間を持て余す。
持て余したうやむやの勢いで、「カクヨム」にはてなブログに上げた記事を載せてみた。
載せた記事は、以下3つ。
下2つの記事は、読者の1人に、投稿した方が良いと言われて、何となく選出。
上1つの記事は、反響があったように見受けられたので、選出。
カテゴリー「素人が小説家気取り」に投稿した小説は…様子を見て。
持て余し次いでに、2作目のプロットを書いている。
常々、「小説が読んでみたい」とは言われていた
私、上の小枝の怠け者をモデル(?)にした主人公の私小説だ。
いや、私が主人公など、詰まらないことこの上ないだろうが、提案されたから、それで、仕方なく…
と、他人の性にする卑怯者で済みません。
いやいや、しかし、私が主人公で、物語などできるのか?と書き出してみる。
起承転結の最初の出だしは…こうこうこうで…
キャラクターは…主人公と、あれとそれと…
テーマは…青春もの?で良いか、とりあえず…
…はれ?するりと決まったぞや?
分からないものだ、これで何となく、書いてはいける。
足りない知識は、Google先生にお尋ねして。
と考えている間に、電話が一本。
スタッドレスタイヤの付け替えが済んだ、との連絡だ。
持て余した時間が、有意義になった、雰囲気を醸し出す。
さて、今日の午後は…どうしよう?
また、持て余している。
19時から、安曇野のイベントに参加するつもりではいるが、それまで、どうしていようか…
取りあえず、この前買った本でも読もうかな?
イベントは、途中参加でも良いから、多少、遅れても良いだろう。
持て余すからこそ、休日は映える。
ガソリンスタンドに向かう道すがら、遠く山頂から雪の声が聞こえた気がした。
投稿します。