ネガティブ方向にポジティブ!

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職場の休憩スペースに設置されている自動販売機に「大納言しるこ」が入っていた。

ヘビーおしるこユーザーである私としては、早速、小銭を投入する。

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大納言小豆のしっかりとしながらも優しい甘さと、程よい温かさが、身体に沁み渡る。

休憩時間の度に飲んで、今日は3缶、飲み干した。

小銭の出費は痛いが、ヘビーおしるこユーザーとしては、寒い季節を乗り切るのに必需品だ。

 

それにしても、「ヘビーおしるこユーザー」の語感の良さよ。

「鉄筋コンクリート」とも肩を並べられるのではないだろうか?

他に「ヘビーおしるこユーザー」を使う人はいないだろうから、オリジナルの造語になる。

 

日本人は、4拍子を心地良く感じる、と記事を読んだことがある。

農耕民族の日本人は、田畑での作業が左右に揺れながら行うので、『1・2・1・2』と、単調なリズムを好ましく感じるようになっている、とのこと。

短歌の『5・7・5・7・7』はタメの間を含めてリズムを数えると、『8・8・8・8・8』と見事に4拍子のリズムになる、とも書いてあった。

 

成る程、つまり、良い語感を狙おうとすれば、4文字を基本に作れば良い。

確かに、アニメのタイトルは4文字が多い気がする。

人の名前も4文字が多いのは、リズム感がそうしたものなのかもしれない。

 

因みに、西欧は3拍子が心地よいらしい。

確かに西欧の名前は3文字、若しくは3の係数が多い気がする。

西欧の風を入れたかったら、3文字で構成すれば良いのだろうか?

 

「ヘビーおしるこユーザー」の語感、何度か声に出してみて気付く。

「ヘビー」の言い方が、「ヘビィー」であることに。

つまり、私は無意識に、4拍子で考えていた訳だ。

 

しかし、普通は、「ヘビー」は3文字で、他の人には語感が良いとは感じていないかもしれない。

いや、3文字でも、「おしるこ」、「ユーザー」で拍が入るから、リズムは出る。

なら、語感が良い、と言っても、良いのではないか?

いや、その拍も、私が勝手に区切って読んでいるからであって、言い方次第だ。

 

何だか、自信がなくなってきた。

会社に向かう途中、玄関の鍵を閉めた記憶がなく、きちんと閉めたか考え込んでしまうような、自信のなくなり方。

または、テストでほぼすべての空欄を埋め、会心の出来と鼻歌を歌っていたら、誰かが回答欄を一つづつずらして書いていたと小耳に挟み、そういえば、最初の方の答えを書いていないことに気付いて、血の気が引くような、自信のなくなり方。

 

語感、良いと感じるのだが、違うかもしれない。

脳は鈍くなり、心はぽっかり空いた穴に隙間風が吹きすさぶ。

糖分と、温かさが欲しい。

つまり、おしるこが必要だ。

 

語感が良いかどうかは別にして、おしるこが美味しいので良しとする。

ヘビーおしるこユーザー、大納言小豆の僕なり。

 

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