ネガティブ方向にポジティブ!

このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

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私は、一度書いた記事やコメントを消さない主義だ。

暗い話だったり、不快にさせてしまったとしても、そのまま残す。

もちろん、相手からお願いされれば、そのことを考慮して消すこともあるが、基本は消さない。

 

私は「書こう」、と決めた時、正しくその時の私が「書こう」としたことに向き合っている。

そして、向き合ったことを、正直に書いている。

そのことが後々、自分の首を締めることもある。

底無し沼と知りつつ、分け入ることもある。

その時々でその時々の「書こう」としたことは、私は残しておきたいのだ。

 

もし、後になって読み返した時、そんなことを考えた自分に嫌になったとしても。

または、誰かが悲しくさせてしまったとしても。

それを消して「無かったこと」にするのが、嫌だ。

 

嫌だ、本当に嫌だ。

嫌な事を考えた私が居るのに、誰かを傷付けた私が居るのに、消してしまって「無かったこと」にするのが、嫌だ。

確かに私が書いたのだ、書いてしまったのだ。

消してしまえば、「無かったこと」になるのか?

なら、最初から書かなければ良かった。

 

ならば、何故、書いた?

答えは決まっている。

その時々で、その時々に「書こう」と決めたからだ。

それは、向き合わなければならない「書かねばならないこと」だからだ。

 

そして、向き合い続けたい私は、いつか私の手元に戻ってくるまで、遠くに放るのだ、私のその時々の気持ちを。

 

ふと、私は「私」の周辺の物に拘っている気がした。

考えるに、「私」が希薄、いや、「私」が何処にもいないから、「私」を繋ぎ止める周辺の物に拘るのかもしれない。

「無かったこと」にすることの強い抵抗に、少し興味が湧いてくる。

 

これからも、その時々の、その時々に「書こう」と決めたことを、書いていく。