ネガティブ方向にポジティブ!

このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

何気ない母との会話。

今週のお題「おかあさん」

 

改めて、母に伝えたいこと…ないなー、ない。

姉や妹は知らないが、私が母に対して抱く感情は特にない。

可もなく不可もなく、母は母だ。

 

5月13日が「母の日」だから、こういうお題になるのだろうか?

行事は好きな私だが、別に「母の日」だから特別に祝おうとは考えていない。

感謝の気持ちを伝えるのは、何時でもできるからだ。

 

いつも言っている訳ではないが、ご飯を用意してくれたり、片付けてくれたりしたら「ありがとう」とまず最初に言わないか?

何か間違ったことをして怒られたら、「ごめん」と謝るだろう。

「母の日」と託けないと「ありがとう」の一言も難しいのが、私にはちょっと不思議だ。

 

故に、私には「母の日」の思い出はそんなにないし、これからも特に祝うことはないだろう。

そんな私みたいな捻くれ者に配慮してくれたのか、お題には「感謝を伝えよう」などの文言はない。

なら、好きに書かせてもらおうじゃないか。

 

そうだな、母との会話の幾つかを書いてみようか。

大したことは話していない。

何となく、覚えていることを徒然と。

 

何気ない母との会話。

__________

目次

__________

 

その1。

母「また出た」

私「何が?」

母「ネズミが出た」

私「へえ、大変だね」

母「頭の黒いネズミだよ」

私「なるほど?」

母「ここに置いてあったロールケーキのお菓子が丸々一個なくなっている」

私「大変だね」

母「他の物には手を出さずにそれだけ食べている」

私「賢いね」

母「一体、誰が食べたんだろうね?」私をじっと見る。

私「頭の黒いネズミでしょ?いやー、賢い賢い」母の視線から目を逸らす。

母「全く…」

 

その2。

母「ちょっと怠け者(実家では名前の前二文字で呼ばれるが、仮称表記とする)」

私「何?」

母「これ見て」アイフォーンに苔のドアップ写真。

私「ほう?苔だね」

母「ねえねえ、どこで撮ったと思う?」

私「うーん…苔でしょ?家の裏?」

母「そう!この苔に付いた水滴が綺麗でしょ」

私「まあね」

母「ゴミが付いてたから、それを取ったんだけど、それで水滴が結構落ちちゃった」

私「良いじゃん、こういう写真を好きになったん?」

母「ふふっ…」特に答えず。

 

その3。

母「…ちょっと何処に行ってたの?」

私「鳥取

母「すごいね」

私「鳥取砂丘に行って来た」

母「水木しげるの記念館には行った?」

私「行った、向こうに着いてから調べて、(水木しげるロードがあることを)知って行った」

母「へ?水木しげるが有名じゃん?」

私「そう?知らなかったけど。名探偵コナンの施設もあったよ」

母「コナンも鳥取なんだ?」

私「そうみたい。で、水木しげるロードに行ったら、人が一杯で、子連れもいた」

母「ん?子どもは行かないんじゃない?大人なら分かるけど…」

私「確か今アニメ放送されているハズだよ」

母「あ、アニメで流されているんだ、それなら見るか…」

私「昔と絵柄が違うって、ネットで見た…(画像検索)ほら」リメイクされた猫娘を見せる。

母「へえ…昔と全然違うね」ちょっと笑う。

私「そうだね」私もちょっと笑う。

 

その4(汚い注意)。

私「トイレ空いてるかな…」

母「今、空いてるよ」

私「なら今の内に…排便を取らなければ」(勤務先では菌の保有の有無の調査のため、月1で検便をしている)

母「ぶふっ」

私「…う◯こ、取らなくちゃ」(採取キットを取り出しながら)

母「アハハ!」

私「………ねえ、う◯こで笑うことなくない?」

母「いーや、絶対笑うね!」

私「小学生か」

 

その5。

私「はあ、食べたな…」朝食(?)を食べ終える。

母「結局、ご飯食べ切っちゃったね」およそ1合の白米と納豆、小鉢のお浸しと、中皿の肉じゃがに、コップ1杯の牛乳がなくなったのを見て。

私「まあ、腹ぺこでしたわ」

母「ちゃんと片付けてね」

私「はいはい…(片付け中)…さて、寝床に行こうかな」

母「早よ行け、とっとと行け」

私「…やっぱり、もうちょっと居ようかな」

母「何だよ」苦笑い。

私「うーん、いや、やっぱ行くわ」

母「はいはい」

私「じゃあおやすみ」

母「おやすみ」

 

以上だ。

過去を遡れば、もう少し面白い話もあっただろうが、大抵は上記のような感じか?

若干うろ覚えな部分があるし、こんなテンポ良く会話している訳ではないが、感じだけ伝われば良い。

 

最後に、母は私にとって、母だ。

それ以上も、それ以下もなく、ただ母だ。

照れることも、畏まることも、あるようなないような?

 

それでも、感謝はしている、多少は。

だから、ちょっとは言っている、「ありがとう」は。

その「ありがとう」を…あえて書かない、あえてね。

 

会える内に直接言えば済む話だから、ここで書くのが馬鹿馬鹿しい。

…何となく、喧嘩を売っている?

いや、私の正直な気持ちだ、何も間違ったことは言っていない、よな?

 

疑心暗鬼に囚われて、がくがく震えつつ、日常に戻る。