ネガティブ方向にポジティブ!

このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

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山の色合いは、想像の域を優に超える。

遠くの山は淡く、近くの山は濃く、同系色でありながら見事な風靡で魅了してしまう。

ただそこにいるだけで良い山に、羨望する。

 

と同時に、都会のビル群に憧れを抱く。

それは、山に囲まれている閉塞と圧迫が嫌になるのだ。

妙に安心してしまう山の景色は、毎日過ごせば、うんざりした気持ちにもなる。

 

これは、隣の芝生が青く見えるのと原理は同じだ。

山の色合いも都会のビル群も、どちらも魅力がある。

そして、山の景色も都会の喧騒も、どちらもうんざりする。

 

住めば都、折り合いをつけて上手に暮らせば良い。

うんざりする部分も受け入れる、土地に根差すとはそういうことだろう。

うんざりしても、やはり、山は良い。

 

日が暮れて、6月、そろそろと過ごす田舎かな。