2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日の夜、オープンマイクで舞台に立った。 その時、私がしたのは「三題話」だ。 落語が好きな人なら、ピンと来るかもしれない。 「三題話」とは、お客さんからお題となる3つの単語を頂いて、その3つの単語を組み合わせて1つの物語を作る即興話だ。 何でそれ…
3連休の最終日、日中は昼寝した。 伊豆から帰って来てから、だらだらと過ごす。 17時くらいまで、暑い部屋でどくどくと心臓の流れを右耳で聞きながら寝た。 18時頃、長野へ向かう。 雨が降ったようで、路面が濡れていた。 その路面が青く反射して、空の柔ら…
帰宅して、テレビの電源を着ける。 今日、ロシアのヴォルゴグラードでサッカーW杯の日本対ポーランド戦がキックオフする。 試合の行方を気にしながら、3連休2日目のことでも記しておく。 昨日の日を跨いでから、当ブログで書き残して頂いたコメントを一通り…
降ったり止んだりの雨模様の不機嫌な天気だ。 冷蔵庫に置いておいたシュークリームを食べられたときのような、不機嫌な天気だ。 天気は代わりの甘味を買ってきて宥めることができないので、天気の機嫌に振り回されるしかない。 朝、仕事から帰って来てから、…
玄関のドアを開けようとすると、強い風が押し戻してきた。 小学2年生の子ども1人が踏ん張って抵抗しているような、手応えのある押し戻しだ。 しかし、大人の腕力に敵うわけなどなく、押し返せば難なく開いた。 もう少し抵抗してくれたら良いのに、と残念がる…
山の色合いは、想像の域を優に超える。 遠くの山は淡く、近くの山は濃く、同系色でありながら見事な風靡で魅了してしまう。 ただそこにいるだけで良い山に、羨望する。 と同時に、都会のビル群に憧れを抱く。 それは、山に囲まれている閉塞と圧迫が嫌になる…
あえて、地震のことを書く。 心痛めている人もいることだろう。 それを承知で、率直に考えることがある。 2011年3月11日には、東日本大震災があった。 2016年4月14日には、熊本地震があった。 そして、今回の大阪や近畿地方での地震が起きた。 地震に見舞わ…
夕暮れ時、冴えた蒼い雲がさりげなく空にさっと引かれていた。 あの蒼は何色という名を与えられているだろうか? あの何の気負いのなく空を横切る蒼い雲に、心踊る。 19時になると、丸い街灯にぽっと光が灯る。 夕暮れの景色も気配も一緒くたにされる不安に…
縁石とアスファルトのひび割れた隙間から、雑草が伸び放題だ。 その雑草さえ、緑色に生き生きとしている。 中には、黄色や白の花をひっそりと咲かせているものまである。 名前を与えられた植物も、生き生きとしている。 誰かの庭先で青い紫陽花が、歩道に身…
日めくりカレンダーを1枚破って、「21日」の日付にした。 破った「20日」をひらひらさせながら、何となく「21日」を眺めた。 ふと、右端に小さく「夏至」と書かれているのに目を止まり、「21日」が「夏至」であることに気付く。 毎年、本当に夏至なのか、疑…
知り合った人と初めて会話するとき、たまに「頭が良いですね」と言われることがある。 「頭が良いですね」と言われる度に、居心地の悪さを感じる。 何せ、私は私の頭の残念さ具合を知っているからだ。 「頭が良いですね」、と言われると、これはもしや皮肉な…
19時過ぎにドコモショップに行ってみたが、閉まっていた。 仕方ないので、銭湯に行ったが、同じく閉まっていた。 行ってみて知ることが多分にある。 行って悲しくならないのか、と聞かれれば、悲しくはない。 何故なら、何時も何となしにその場その場で決め…
駄文、積分、積乱雲…思い付きを書いてみる。 語感が良いというか、リズムが良いというか。 これで一文、考えてみる。 清く、正しく、美しくは、宝塚歌劇団の文句だったか。 歌劇団としての姿勢、在り方、立ち振舞いをこの文句に込めている。 それに倣えば、…
空ばかり事細やかに書いても芸がない、と考えて目線を下に下げる。 すると、田んぼの稲が青々と伸びているのに気付く。 何時の間にか、田の底の水が隠れるほどに、稲は成長していた。 私が空ばかり眺めている間にも、稲は上へ上へと伸びていた。 下へ目線を…
ゆっくりと確実に、雲が雲の隙間を埋めていく。 スポンジ生地に丁寧に塗るクリームのように、均一に雲が伸びていく。 そして、夕方、世界は灰色になった。 この灰色は病室の壁のようにも見える。 何の刺激もなく、何の変哲もない。 病室の壁のような空は、自…
頭がクルクルパーな私は相変わらずよく分からない行動をする。 ヒヨコがピヨピヨと鳴いて向かった先は、佐久市のコワーキングスペース「iitoko」だ。 「何が起こるかわからないけど、とりあえず集まって、その場の流れで何かやる交流会」なるイベントに参加…
部屋の小窓の上半分が青い。 電気を着けていない部屋にその青さは眩しい。 そんな晴天の日、私は部屋に篭城していた。 もうすぐ日を跨ぐ。 日を跨いだら、15日となる。 13日の朝から、トイレと食事以外で部屋から出ていない。 つまり、1日と半日、外に出てい…
鏡を見たら、鼻毛が飛び出ていた。 異質な突出物が私の右側の鼻孔からその存在感を存分に開けさしていた。 その存在感たるや、群馬県の高崎白衣大観音像や茨城県の牛久大仏像と比べても遜色ないくらいだった。 鼻毛をそっと掴むと、一気に引き抜いた。 想像…
仕事場での道すがら、松川村を通り抜ける。 その松川村に「松川村は有害図書自動販売機No!宣言をしています」と掲げた看板を見かける。 有害図書とは、即ち「大人の本」等であり、子どもにとって有害な物だ。 ある一定の年齢になれば、大人の本は一種のファ…
何時からが昨日で、何時からが明日なのだろうか? 時計の秒針が1目盛りの差は、それほど明確なのだろうか? 欠伸をして出た涙で、時計の文字盤が滲んで見える。 昨日、私が当ブログに投稿したのは、23時59分だ。 投稿後、数秒で0時になって、明日を迎えた。 …
山は巨大だ。 僅か1mと少しの人間に対して、3000mもある山の連なりは、巨大だ。 その巨大な山の連なりをすっぽりと覆う雨雲は如何ほどか。 己の小ささに巨大な物への畏敬の念を抱かずにはいられない。 自然の巨大さは、小さな私など気にしないだろう。 しか…
青が争うと書いて「静か」となるが、青の喧噪は聞こえないのだろう。 ふと窓の外から見たネイビーブルーな雲に、静けさを連想する。 騒がしいほどに静かに、青がひしめいている。 静かな夜は物思いに耽るのに丁度良い。 好きな飲み物を机にでも置いて、ぼん…
完全な二日酔いだ。 大阪ではっちゃけ過ぎて、今、グロッキーだ。 大阪との相性が良すぎる… 遊ぶには楽しいが、住むには私には向いてない。 恐らく、大阪に住んだら、破産する。 お陰でいつも以上に頭が回らない、ほぼ止まりかけだ。 明日はしっかり書こう、…
今週のお題「修学旅行の思い出」 安曇野は快晴だ。 山頂の雪のなんとハッキリと見えることか。 ガードレールや標識の影のなんと濃く見えることか。 誠によく晴れた。 今日は旅立つのに晴れやかな日だ。 今から、長野県から大阪府へ向かう。 旅というのは、良…
しとしとと小雨が朝から降っている。 山は霧がかかり、朧げでいつもより遠くに感じる。 「6月6日の雨ザーザー、降って来て…」、と口ずさみながら、カーブを曲がる。 梅雨の季節の休日は、皆屋内に籠もる、という人が多数だろう。 しかし、私は相変わらず、飛…
スクランブル交差点を小学生5人が駆け足で渡っていく。 時間は朝7時30分、これから小学校に登校するのだろう。 渡り切った5人はそのまま駆け出して、いかなかった。 5人組は一斉に振り返って、じっと1人の男の子を見ていた。 明らかにその男の子を待っている…
天気予報のお姉さんが「青空が広がっていますね」と朗らかに笑っている。 その朗らかさを耳で聞きながら、畳の上に座っている。 身体は疲れから来る熱を発しているが、その重さは一抱えの花瓶に半分ほど水を入れたくらいで、然程気にならない。 これなら、ぬ…
夕暮れ空に淡く儚い雲が西にあった。 その空に一筋、飛行機雲が進んで行く。 明瞭な白い尾びれを力強く残しながら。 夕暮れ空にその尾びれは実に対照に映えて、美しかった。 夕礼の前に、昨日休みだった人が集められた。 私も休みだったので、その集まりにひ…
夜勤から帰ってから、怒濤の休日を過ごした。 朝9時に筑北村にある四阿屋山へと向かった。 山道を通ったり、獣除けのシャッターを手動で開け閉めしたり、道に迷いながら登山口に11時過ぎに辿り着く。 こけしの写真を撮りながら、1,387mの頂上へと登った。 山…
6月1日、今年の半分が終わった。 半袖では未だ寒いが、長袖だと少し暑い、帯に短し襷に長しといった風情の時期だ。 春でも夏でもない季節、6月1日はそんな日だ。 当ブログに於いては、相変わらず、詰まらない記事を延々と書いている。 1年通して大いなる変化…