朝闇の中、家路に着いた。 路肩には雪がどかりと寄せられていた。 まだこれから寒くなるのかと、首を縮めて怯えた。 ふと、玄関先にあった緑色の如雨露の中を覗いた。 薄氷が張ってあった。 透明なのにうっすらと光の反射して、自己主張していた。 意味もな…
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