詩を書きます。
詩とは何か?これは作文?
…誰か解説を(いつもの丸投げ)
(リライトあり、とりあえず、続きあり)
2016年11月25日更新。
『さしすせそ作文』
さ、最初は拾った栞にカツ丼の写真が使われていて、君に手渡すと恥ずかしそうに俯いて、(何か、子犬みたい)と思ったのが第一印象。
し、醜聞が広がって、誰も僕に話しかけなくなったけど、君は「君があの事を誰かに話さないか、監視する」と言って放課後の図書館に僕を呼び出した、鮮やかな毎日の始まり。
す、推移する季節と僕の気持ち、変わらない差出人不明の不幸の手紙と君との関係。
せ、世界は何を僕に試しているのだろう?左頬がじんじんと痛い。君は僕に何を望むのだろう?胸の奧がじんじんと痛い。
そ、それは一言ではとても足りない。だけど、一言でしか言い表せれない。この行為が僕の絶望になるのか、はたまた僕の慶福となるか。あと3分で答えが出る。
『たちつてと作文』
た、「だから、夢ではないって」そうぼやく君が僕の隣で笑っているのは、やはり夢だろう
ち、知能が低い僕は一等高い一番星を目指して勉強中。知能が高い君の眼鏡を上げる仕草に釘付けになりながら。
つ、着いた公園のベンチでまさか世界情勢の話になるとは思わなかった。あの時から今までまさか君の世界に僕がいるとは信じられない。
て、でも悪意はいつも僕の影から覗いている。悪意が君の髪に触れそうで、僕は怖い。
と、登場したのは君のことを好きだと言う君と対等な男、君の尊敬する男。僕のことが嫌いだという下劣な男、僕の、悪意そのもの。
『なにぬねの作文』
な、ないと困る映画の先行チケット、あった場所は彼奴の手の中。そして、彼女と映画館へ。
に、日本語が可笑しいと思う。何度も見返す。「私と別れてほしい」日本語が可笑しい。
ぬ、抜けていく、自分を支える力が、膝から下へ、重力にさえ逆らえない。
ね、願い事が3つ叶うとすれば、彼女の幸せと彼奴の破滅。そして、僕の片思いの行方を教えてほしい。
の、乗せていく、桜の花びらに、僕の青春の全てを。そして、卒業していく君を見送って。
『はひふへほ作文』
は、花びらが緩く長い坂道を覆い尽す。樹木の影が冷たく暗い僕の影と交差する。
ひ、一眠りして頭の中はすこぶる良い。一年経っても胸の奥はくすぶる春。
ふ、沸騰した熱湯のような激情と共に、スカートを翻して僕を蹴り飛ばした女の子。
へ、変な顔した僕に一気に捲し立てる女の子。誤解と分かると謝り続ける女の子に僕はまた変な顔になる。
ほ、僕の灰色な毎日に一匙の彩りが甦った、後輩との出会いの一幕。