時間を短く感じることを取っ掛かりに考えます。
12時間、油揚げを刻む機械に入れる作業をしています。
正確には、トイレ休憩15分が約2時間毎、軽食休憩1時間、4時間に1回の簡単な清掃と4時30分からの完全清掃がおよそ1時間30分があります。残りの作業が油揚げとなります。
端的に言えば、2時間毎くらい一人で黙々と油揚げを刻む機械の前にいます。
その2時間はどう過ごすのか?人によって違うかもしれません。
私の場合は、まず時計を見ないようにします。
顔を上げると右上に時計があるのですが、これを意識し始めるとまるで時間が進みません。
なので、声をかけられるまで作業を続けます。
それで、油揚げを刻んでいる間、私は色々と考えてます。
考えてはいるのです。
ブログにその記事を書かなかったり、できなかったり、必要なかったりとはありますが、考えてはいます。
具体すると。
妄想する。漫画タッチのオリジナルシナリオをストーリーを「読む」、メインの思考。
作業をしているので目は油揚げを見てますが頭の片隅、薄ぼんやりと絵のイメージがあって、キャラクターが動きます。
セリフは音声付き、基本白黒の映像。
感覚では漫画の世界に半没入した状態で「読む」と言った表現が正しいかな?
最近はラブコメ?を妄想してます。
適当な音楽を考える。
音のイメージを一つ決めて、前奏をイメージしてそれっぽい音楽を流します。
私は音痴で、楽器演奏は全くできません。
アップテンポの曲をよくイメージします。
興が乗ると身体を揺らしながらノリノリで頭の中で流します。
または、既存の曲を思い出して、流します。ただ、途中までしか知らない場合が多々あるので、気に入っているフレーズや音を何度もリピートします。
興が乗ると口ずさみます、小声で。
誰かが言ったこと、思考したいことを考察します。
何か怒られたら、「どうしてあの人はああ言ったのだろうか?」、「確かにその言い分は間違いない、しかしならばどうしてもやもやするのか?」、「私はこうしたが、果たして正しかったか?」など。
あと、「ブログの記事を更新してないけど、大丈夫か?」、「私はどうして思考するのか?」、「正義について考えたいな」など。
小説の下りの推敲をする。
今現在書いている文章の言い回しはあれで良かったのか?を考えます。
ただ、私は実際に書いている時の方が良くまとまってくるので、こうした頭の中で推敲することは自問自答の意味合いが強いです。
ごくたまに良い言い回しが思い付くこともあります。
考えるのを止める。
「今から作業の効率を上げる」と目の前のことに集中します。5分くらい。
時計をあえて見るか自問自答する。
今何時か見てしまう?見てしまうのか?をギリギリの所で楽しむ。
動きを意識する。
油揚げの入っていたコンテナを片付けるのに、こう動いたら格好良くない?とシュバとしたイメージで動く。
動きがハマるとちょっとだけ気持ち良い。
ストレッチしながら、作業するとかもある。
そうこう思考していたら、2時間はあっと言う間に終わります。
そして、それを繰り返せば、12時間もあっと言う間です。
帰って寝たら、1日は終わります。
あえて、言い切る。
意識する先を浅く広くついばみながら考えれば、時間は短く感じる。(私の場合)
まあ、個人の感想ですね。
良くCMの端に小さく「個人差があります」のと同じです。
遣り繰りの仕方が私の場合、こうした方が効率が良かったと言うことです。
時間を短く感じたいという人は参考程度に。
何はともあれ、これで良し。