9月5日の休日を取っ掛かりに考えます。
両親が3日間の旅行に出かけた。
何かと文句の多い父とそれに辟易している母であるが、何故か1年に数回は一緒に旅行する。
普段の二人のやりとりを見ている私としては、「両親が旅行に出かけた」というのは、違和感がある。
掛け軸や壺などの骨董品の中に、アニメキャラクターの抱き枕が紛れ込んでいるような違和感。
夫婦とは謎だ。
3日間、家を開けている間、私は頼まれ事をされた。
愛犬の世話だ。
一緒に連れて行くのは、もっと落ち着きがないと無理だろうなとは、私でも感じる。
昨日は休日で、いつもなら今朝は寝ているのだが、愛犬を散歩に連れ出さなければならない。
なら、休日はごろごろして、朝に起きれば良い、と考える。
ただ、アトピー性皮膚炎である私は、塗り薬を処方してもらうために皮膚科の病院に行きたい。
それに、9月中旬で上映終了するであろう「メアリと花の魔女」も観に行きたい。
そうすると、寝る時間が削られる。
黒鉛の芯を出すために鉛筆削りでガリガリと短くなる鉛筆のように削られる。
仕方なし、そういう日もある。
予定があるのも、久方ぶりな気がする。
久方ぶりに予定がある、そんな私の今回の休日は。
夜勤明けにぼうっと過ごし、10時45分頃に映画館へ。
松本市内の渋滞にはまって、上映時間丁度に映画館のチケットを買うことになったが、無事「メアリと花の魔女」は観れた。
ジブリと見分けがつかない!と聞いていたが、キャラクターはシンプルな線で描かれていて、もったり…もっさり…ゆったり…?とにかく、ジブリとは違う感じはした。
モブは完全にモブとして描かれているように感じますし。
あと、声?ハキハキ…しっかり…とかく、やはりジブリとは違う感じだ。
聞こえの悪い言い方をすれば、ジブリのパチもんだ。
模倣…とは違うな…最近のアニメのような成分があるような?
作品自体は、好きですけど。
メアリの成長がよく分かるし、ピーターが最高にイケメンで良い。
30歳が観る映画ではないかな。ええ、お子さんと観るのには最適かと。
上映終了後は、皮膚科の病院へ。
14時頃に15時からの予約をして、時間を潰すために穂高神社の木陰で、Twitterのメールを整理する。
何か、意識高い系な気分になるのは、外で電子機器を弄っているからだろうか?
15時に再び出向いて、診察。
いつもはおばちゃん先生なのですけど、今日は会ったこともない若い男性の先生だった。
ちょっと心配だったが、さくさくと問題なく診察して、塗り薬の処方に。
新薬を勧められるような若い人に有りがちの冒険をされずに済んで、一安心だ。
処方後は帰宅、そのまま朝に備える。
18時には寝ていた、と記憶している。
6時頃、母が一声かけてくる。
私がちゃんと愛犬の世話をするのか心配の様子。
私の無精っぷりを知っているからこそだろう。
適当に返事して、だらだらと支度。
8時頃に愛犬の散歩。
しょげているように見えるが、母がいないことが気になるのだろうか?
帰宅後、餌を与える。
普通に食べているので、しょげているとしても大丈夫だろうと、放っておくことに。
それからもう一眠りして、現在。
そろそろ用意して、出かける。
愛犬の夕げも忘れずに。
振り返れば、大したことはないけれど、いつもと違う気がする、そんな休日。