私はあぶらとり紙より薄っぺらな人間だ。
上空100万mの空気より希薄だ。
水素より軽薄な人間だ。
と、そうして自虐をする人間は、対外では自分を責めているようでいて、実は本心、自分を遠ざけている。
そう言うTwitterを読んだ。
本当に自分を責めている人間は、黙っているもの、とも書かれていた。
しかし、他にどう表現すれば良いのだろうか?
実際に私は希薄で軽薄で薄っぺらいのに?
わざわざ自分で申告するのが鼻に付くのか?
ネガティブなことを言えば、嫌われる。
ポジティブなことを言うのは、烏滸がましい。
黙っていれば、気味悪がられる。
喋れば、鬱陶しい。
一挙一動の正解が分からない。
それなのに、不正解ばかりが積み重なる。
間違えることしか、私にはできない。
そうした事実に、時折、気付かされる。
今日も、嗚呼、また間違えたのだな、と気付いた。
その度に息苦しくなるのは、人が普通に耐えいる気圧に、薄っぺらい私には重いからだろう。
今日は鬱とした気分だが、致し方ない。
なるべく間違いの少なくなるよう、黙する所は黙すようにしたい。