昨日、鑑賞できなかった映画を夜勤明けに来る。
「グレイテスト・ショーマン」をこれから観る。
いやはや、まさか上映されて2ヶ月経とうとしていて、4月5日で松本での上映は終了するとは、危なかった。
観に行こう、観に行こう、そう考え。
気付けば、もう、4月か。
いや、これから観れるから、良しとしよう。
観賞後のことは、追って当記事に書き足す。
取り敢えず、今週中はちまちまと書く。
と言っても、映画の大体のあらすじとその感想を数行くらいだから、大したことは書けやしないが。
12時35分上映なので、1度ここで止める。
再開予定は…恐らく、深夜だろう。
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再開、日を跨いで、4時過ぎから。
まずは、大体のあらすじでも書く。
アメリカに実在した興行師P・T・バーナムの半生を描いたミュージカル映画だ。
仕立て屋の息子として生まれたバーナムはお得意様である上流階級の邸で、その邸のお嬢様のチャリティに出会う。
2人は惹かれ合いますが、父親の方針でチャリティは女学院(花嫁学校とか言っていたような…?)へ行き、2人は離れ離れになる。
2人が離れている間に、バーナムの父は亡くなり、孤独と貧困の中、バーナムは逞しく生きます。
バーナムは時折、郵便配達人の目を盗んでは、鞄に手紙を押し込み、チャリティとの文通をし続ける。
そして、成人し、稼ぎのある男になって、チャリティを妻に迎え、2人の女の子を授かり、幸せな家庭を築く。
ここまで冒頭10〜20分位だろうか、とにかく、ストーリーが音楽に乗せて、どんどんと流れていく感じだ。
いきなり歌い出すミュージカルに物語を分断しないだろうか、と抵抗感があった。
しかし、意外と歌があるお陰で逆にぐいぐいと物語を引っ張っていく。
展開の早い映画は好きなので、ミュージカルは私の性に合っているのかもしれない。
成人になったバーナムは何度も職を変えて働くが、一向に貧乏から抜け出せない。
そこで、バーナムは銀行を騙し(南シナ海に沈んだ船を担保にするあくどさ)、蝋人形館を買い、博物館として運行するも、客足は遠かった。
しかし、バーナムは幼き日の思い出や、娘達のヒントから、個性的な見た目の人を集め、見世物小屋として再スタートした。
これが大ヒット、反感を買いながらも、見る間に成り上がっていく。
しかし、それに満足しないバーナムは、新しい相棒フィリップを招き入れ、フィリップの伝で、英国の女王陛下の謁見をすることになる。
その謁見の場で、欧州ですでに成功していた、オペラ歌手のジェニーと運命的な出会いをして…
ある意味で、本映画のもう1人の主人公はフィリップですかね。
何せ、フィリップの恋物語が結構な尺で取られてますからね。
バーナムがフィリップに一緒に仕事をしようと誘うシーンでの、丁々発止の歌のやり取りは面白かった。
それと、物語中、本物の歌姫として紹介されているジェニーは…物足りない。
線が細い、と言うか、オペラ歌手らしくない、と言うか…
綺麗な女性ではあるのだろうが、歌は普通で、拍子抜けしてしまった。
歌よりも見た目が重要だったのかもしれない、と何となく考える。
これ以上のあらすじは書かないが、この映画の、私が一番聞きたかった「This is me」は、映画でも最高の気分に成れる、素晴らしい歌だ。
歌の前の導入が良い、それでも、拒絶されても立ち上がる気概にグッと来た。
ただ、私は映画で装飾された「This is me」より、以前に当ブログで紹介したワークショップの方が奇跡だと感じて、若干の比較をしてしまった。
と言いつつ、エンディングロールで流れた「This is me」で気持ちが昂って、涙ぐんでしまったので、この歌には敵わないな、と感じる。
取り急ぎ、映画サントラをどうにか購入したい。
いや、本当に、どうにか購入したい。
未だ、発売されていないのだろうか?そわそわしてしまう。
今回の鑑賞で私が学んだことは、ミュージカル映画は侮ってはいけない。
歌の力は偉大で、人を魅了する。
つまり、食わず嫌いは良くない、ということだ。
素人が端的に映画の感想を書き記した記事を、多少の思いを乗せて、投稿する。