ネガティブ方向にポジティブ!

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何か買った5枚のCDから、何か良い感じの歌をセレクトした。

今週のお題「わたしの春うた」

 

今週のお題に提示されたのが、「新しい環境での生活を応援してくれる、そんな「わたしの春うた」を教えてください」である。

新しい環境での生活を応援してくれる音楽を紹介してくれ、ということだろうか?

いや、困った、私は特段、音楽に精通していないし、日頃から音楽を慣れ親しんでいない。

 

好きな曲、好きな歌は、ある。

しかし、「新しい環境での生活を応援してくれる」となると、どうなのだろうか?

いや、難解に考えず、「何か良い感じな歌」でも紹介すれば良いか。

 

折角だから、CDを4枚ほど買った。

好きな曲や歌はあると前述したが、特定のアーティストは特にない。

私のCD選びは、ほぼ「何となく聞いてみよう」だ。

 

帰宅後、せっせとパソコンを起動していたら、物陰から未だ聞いていないCDが出てきた。

おお、これでCDが5枚になり、そこそこの参考…にはならないだろうが、見栄えは…見栄えもしないかもしれないが、何か良い感じだ。

ああ、そうだ、今回の記事の方向は、この感じでいこう。

 

何か買った5枚のCDから、何か良い感じの歌をセレクトした。

 

では、順番に何となく、紹介する。

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1.パスピエ【娑婆ラバ】


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買った理由は、多分、和風なテイストのイラストが気に入ったからだと、当時の私の動機を推察する。

如何せん、何時買ったか、覚えていない。

このCDからは3曲目に収録されている「アンサー」をチョイスする。

曲調は和風…というより、アジアンテイストという感じで、女性ボーカルの甘い声で歌われている。

そして、歌詞が良い感じなのだ。

 

(前略)

ねえアンサー答えはどこにあって

今も隠れているの

もう出ておいで

失くした記憶はどこへ行ったんだ

いつかまた会えるのかしら

そんな疑問符

(中略)

どうする

昨日何食べたっけ

着てたっけ

どこにいたっけ

そもそも生きていたんだって証明ができないよ

(中略)

ねえアンサー答えはここにあって

思い出せなくてもあなたの一部よ

 

失くした記憶も自分だった

いまのわたしを作るそのひとかけら

さっき降ってた雨が上がったようだ

今日は晴れになるのかしら

そんな気がする

 

「アンサー」歌詞より。

 

新しい環境での生活で毎日がバタバタとすることだろう。

そうして、何か色々なことが忘れてしまいがちだ。

しかし、そうした「失くした記憶」も自分、「わたしを作るそのひとかけら」なのだ。

失くした記憶を悲しむのも大事だが、新しい環境での毎日の中で前進する人を鼓舞している、と感じたのが、今回のチョイスになった。

 

2.岡崎体育【BASIN TECHNO】


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買った理由は、以前、Twitterで「MUSIC VIDEO」という楽曲が紹介されていて、「ミュージックビデオあるある」を歌詞にしていたのが、何か新鮮だった記憶から、他の歌はどんなんだろうと聞いてみた。

全8曲だが、内5曲はネタ曲だ。

何となく察していたから、逆に最後の曲が割と真面目で驚いたくらいだ。

そんな楽曲で私がチョイスするのは、1曲目の「Explain」だ。

 

ゴリゴリのイケてるイントロ終わってここがAメロ

わりと気持ちよく歌い上げる感じで

この辺りからピアノが入ってきていい感じになる

メジャーで活躍するバンドがやりがちなアイデア

 

突然のRap

こういうRapの部分は2番のBメロ終わりにありがちだけどまさかの序盤でRapしちゃってる岡崎マジぱねぇ

 

そしてここから「うういーーーん」てシンセの音が上がっていってて

ドラムの音が速くなってきて

サビ始まりますか?

 

「Explain」歌詞より。

 

大変良い、全部説明しているから、実際の曲を聞いていないのに、何かそれっぽい感じの曲が頭に想起できるのが素晴らしい。

そして、この曲は恐らく、ミュージックビデオでの撮影込みでの楽曲なのだろう。

途中でこんな歌詞が入る。

 

大事な1番のサビが終わって2番に入った瞬間に

実は口パクだったことをみんなにカミングアウト

だから歌っている途中に

水分補給もできる

便利

 

「Explain」歌詞より。

 

口パクだったの!?と思わず笑ってしまった。

新生活で、色々と疲れが出ることだろう。

そうした時に、こうしたただただ巫山戯た歌というのは、結構必要だったりする。

何気にラストでは中々の野望を歌い上げていた。

 

いつかはさいたまスーパーアリーナで口パクやってやるんだ

絶対

 

「Explain」歌詞より。

 

エクセレント、何か良い感じに元気になれるので、オススメだ。

 

3.乃木坂46【いつかできるから今日できる】


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店内をうろうろしていたら、目に入った。

手元のCDが男性ボーカルだけだったので、ここら辺に女性ボーカルでも差し込んでバランスが取りたい気持ちと、AKB48の姉妹だか何だかで気にはなっていたのと、表題が如何にも「新しい生活を応援する」感があったので購入した。

別に、早口では言っていない。

 

曲には関係ないが、CDのビジュアルはあんまり好きじゃない。

初々しい感じはするが、良く見ると手前の娘がボケてるし、構図が居心地悪く感じる。

歌詞カードに何人か1ページに1人づつプロマイド写真があるのだが、写真に載っていたのが9人で、それが何か嫌だ。

どうせプロマイドで写真を載せるなら、全員をきっちり載せて欲しい。

通常版とあるから特装版には載っているだろうが、両方買う意味が見出せない。

ああ、でも、CDをカバーから取り外すとCDの裏にも写真になっていて、そこの写真は良い感じだ。

何も真っ正面から撮るのが正義ではなかろう。

別に、早口ではない。

 

歌のチョイスは、表題にもある「いつかできるから今日できる」だ。

曲調は…合唱?多人数で歌っているから、そう感じるだけかもしれないが。

しかし、歌詞は良い感じである。

 

(前略)

いつかできる(できるのなら)

そのうちに(今日できるよ)

ここで逃げ出さないで

前を向いて大地立つんだ

いつかは(遠すぎるよ)

眩しい(この場所から)

先に延ばさずに踏み出せよ

すぐに

君ならできる

(中略)

今日できるよ(いつかじゃなく)

今すぐに(始めればいい)

いつかも今日も同じ

やるかやらないか…

 

いつかできる(できるのなら)

そのうちに(今日できるよ)

ここで逃げ出さないで

前を向いて大地立つんだ

いつかは(遠すぎるよ)

眩しい(この場所から)

先に延ばさずに踏み出せよ

すぐに

君ならできる

 

「いつかできるから今日できる」歌詞より。

 

先延ばしをしてしまうのでなく、いつかでは遠過ぎるから、今日、踏み出す。

新しいことに踏み出す人にとって、この歌は中々、胸に迫らないだろうか?

「君ならできる」、歌だからこそ言える、本当の言葉だと私は感じる。

 

4.米津玄師【diorama】


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ボカロ曲がそこそこ好きな私は(と言っても底の浅く、語れるほどでもないが)、米津玄師は何となく買ってみたいCDではあった。

このCDからは、3曲目の「駄菓子屋商売」をチョイスした。

曲調もそうだが、歌詞がダークというか、毒が強めで「新しい環境での生活を応援」という感じではない。

歌詞で言えば、1曲目の「街」が良い感じなのだが、それを押して3曲目を選んだのは、癖になる音楽で、私としてはこちらの方が良い感じなのだ。

 

チューインガム

大昔に賞味の期限は過ぎたけど

ブーイングコール

嫌になるほど御得な商品さ

 

「駄菓子屋商売」歌詞より。

 

歌詞カードでの表記は上記になるが、実際は「チューチューチューインガーム、チューインガーム、チューチューチューチュー(中略)ブーブーブーイングコール、ブーイングコール、ブーブーブーブー♪」とノリノリで歌っている。

戯けたピエロが歌っているような軽さがこの曲の魅力のように感じる。

歌詞の意味は分からなくても、「何か好き」は大事だ。

 

次いでに、新社会人になった人たちには、これくらいの毒気と黒さを持って、理不尽の前で横たえて欲しい。

最後は余計な忠告かもしれないが、軽佻浮薄な私は、そっぽ向いて嗤うばかりで済ます。

ちょっと辛めなエールだと解釈したら如何だろうか?

 

5.BENJ PASEK&JUSTIN PAUL【TEH GREATEST SHOWMAN】


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前述に「私のCD選びは、ほぼ「何となく聞いてみよう」だ」と書いたが、あれは嘘だ。

この楽曲に関しては、向こう脛さすって探し続けていた。

店内の検索機に張り付いて探すも、全くヒットしなかった。

ところが、今回、CDを買うのにCD棚を見ていたら、普通に置いてあった。

CD棚の不慣れさが出ていただけのようで、見付けたときは小躍りしてしまった。

 

そして、このCDで私が聞きたい曲は、7番目に収録されている「This is me」だ。

これについては、1本すでに記事に書いている。

uenokoeda.hatenablog.com

 

暗闇とはお馴染みよ

隠れていろ、と声がするわ

醜い姿は見たくない、と

そして私はこの傷を恥じるようになったの

逃げろ、と声がするの

そんなお前を愛する人はいない、と

だけどそんな声に

潰されてなるものですか

 

鋭い言葉に切りつけられたら

洪水を起こしてやる

溺れさせてやる

私は勇敢

痣だらけでも

これが本来の私

これが私なの

気をつけてね、私が行くわよ

自らが奏でるビートに乗せて、堂々と進んでいくわ

恐れはしない

見られることを

言い訳はしない

これが私だから

 

「This is me」和訳歌詞カードより。

 

新しい環境の生活をしていく中で、今までの自分を否定するようなことがあるかもしれない。

「お前の代わりなど他に居る」、「何でこんなこともできないのか」、「もっと頑張れ」と責め立てる言葉で傷付いていくかもしれない。

だけど、そんな声に潰されてはならない。

「これが本来の私」と、胸を張って突き進んで欲しい。

 

そして、「これが私」と主張することは、「恐れはしない、見られることを言い訳しない」ことだ。

上や横との軋轢を生むような行動をしろということでなく、真っ直ぐ、地面に足をつけて歩く、自身を認めることを私は強く述べたいのだ。

キアラ・セトルの歌の力は言語の壁を易々と越え、きっとあなたを震わせることだろう。

 

新しい環境の生活をするすべての人に、「これが私」と歩く勇気をこの歌に私は見出す。

もう、他の4曲は前座扱いになっているが、良い感じの歌とは感じているのは本当だ。

つまり、これが私の「何か良い感じの歌」な訳だ。

 

ふと、霊の考察を引き摺っている私は、歌に魂が宿るのも、感情を震わせることか、と考えたが、当記事と全く関係性がないので、思考を打ち切る。

 

以上だ。

春うたで、麗らかに、高らかに、朗らかに、善き日をあらんことを願う。