ぬるぬると考えを巡らす。
「私」とは何であろうか?
最近の私のトレンドは、「名前と「私」は同じか?」と、「5分前に世界ができた瞬間の「私」の立ち位置」と、「鏡に映る私は、「私」なのか?」だ。
ぬるぬるとああでもない、こうでもないと考えていく。
その内、別のことが脳裏を掠めていく。
「ブログ紹介記事」や、「今週のお題」、「最近読み進めている本」、「27日に向けた準備」に、「3連休に向けて」などがぬるぬると脳の表面をなぞる。
一向に考えがまとまらない。
書き始めればそれとなく書けるのだが、まとまっていないから書くのに時間がかかる。
ぬるぬると滑り続ける思考は、留まることを知らない。
毎日書くと決意しているから、あまりまとまらなさ過ぎても困る。
どうにか、一まとめになるよう努力する。
しかし、文章を散らかしながら書いている私は、まとまっているのかの正常な判断が難しい。
そう言えば、今日は日曜日らしい。
休みの人も大勢いることだろう。
私は居間に掛けられている日めくりカレンダーが赤い数字だったから気付いた。
夜勤の平日休みあり、流動する休日だと、日曜日であるかどうかは別に気にならない。
お天道様が昇って、沈むリズムに1日の経過が分かれば良い。
何かとイベントは土日に集中するが、流動する休日故に重なることもあるから、それほど悲しくはない。
日曜日は働いてはいけない日だったか?
神がそう定めた、と薄らぼんやりと考える。
そも、「神」は何処に居るのだろうか?
私の中にある「私」と何処かに居る「神」は関係があるのだろうか?
人の中に「仏」がいるは仏教だったか?
「仏」が「神」と同等、同じなら、「神」は「私」にならないだろうか?
脳の表面で急ブレーキがかかって、浅く細長い傷と作る。
物事が急にスローモーションに感じられる。
どうやら、眠気が手招きしているようだ。
ふと、書いていたことを読み直してみる。
一向に、一向に、まとまっていない。
ああ、ネジ穴が馬鹿になって閉まらないネジを何時までも回し続けるような、考えの巡らし方だ。
ぬるぬると考えを巡らしながら、投稿する。