夢の話でもしよう。
私が何処かのコンビニで煙草を買おう、とする所から夢が始まる。
因みに、私は嫌煙家だ。
他の人が煙草を吸うのは構わないが、私が煙草を吸うことは一切ない。
夢の中の私は、スーパーのレジ横にある棚に置かれているガムやゼリー飲料のように煙草が置いてある、と認識している。
普通は、レジの後ろにそれぞれ番号が振られた煙草がある。
煙草が欲しかったら、店員さんに目当ての番号か煙草の名前を伝えて取ってもらうシステムのはずだ。
そして、レジ横に煙草が置かれていなく、レジの後ろにあるのを確認すると(面倒だな)と考える。
それでも目当ての煙草の番号を探すが、ぼやけて番号が見えない。
すると、10歳くらいの女の子がスッと割って入り、商品を置いた。
店員さんは私と女の子を交互に見ていたので、私が「まだ(煙草を)選んでいるので、(女の子から)どうぞ」と伝え、女の子とその兄弟であろう後ろに並んだ。
並んでぼけっと立っていると、13歳くらいの図体が大きめの男の子が持っている紙コップから飲みかけの飲料を床に捨てた。
見た感じ、ゴミ箱に捨てる感じでコップを傾けていたが、見事に外れて床をびしゃびしゃにしていた。
私の番になり、改めて番号を見始めるが、店員さん達の様子がおかしい。
4、5人の男女がこれから夜逃げでもするのか、というくらいバタバタとレジの中を動いているのだ。
何となしに、声をかけるタイミングを逸したまま、その様子を見ている。
と、先程の兄弟の末っ子で、7歳くらいの細っこい男の子が、突然、ズボンを下ろして小水を撒き散らし始めた。
その小水の勢いたるや、まるでジェット噴射機の如きであり、辺り一面に轟々と小水を叩き付けていた。
何故か、私には1滴もかからないのは、夢のご都合主義だろうか?
そこに、某猫型ロボットで有名なジャイ◯ンさんが出て来て、男の子のナニを掴むと、自分の身体に思いっきり男の子の小水をかけ始めた。
ジャイ◯ンさんは鬼の形相で男の子のナニを掴んでいるので、怒っているのだろう。
男の子はビビってジャイ◯ンさんの手を振り解いて逃げるが、その逃げた先に今度はのび◯さんがいる。
のび◯さんもムッとした表情で小水を受け、男の子の腕をガッと掴んで、そのままジャイ◯ンさんと一緒に外に連れ出した。
アニメ調な2人に全く違和感がなく、普通に(あ、のび◯だ)と感じるのだから夢とは不思議だ。
そのタイミングで店員さんに声をかけられるのだが、同じタイミングで、横綱のような恰幅の大変良い男性が私に絡んで来た。
私は適当に男性をあしらいつつ、適当に煙草を指差して注文する。
そんな私に男性はニヤニヤ笑いながら、「金をくれ」と言って来た。
私は、「2000円で良いか?」と答えながら、男性に金銭を手渡していた。
女性の店員さんがそこに申し訳無さそうに声をかけて来た。
手には、黄色いパッケージの文庫本くらいの大きさの煙草があった。
何となく、周りを見渡すと、女性の店員さん以外はいなかった。
これ以上はご迷惑かな?と感じ、その得体の知れない煙草を買った。
買った後は、何故か、男性と男性の取り巻きたちと一緒に歩き始め、斜面45度はあろうかという急斜面の公園に来た。
これだけの急斜面に関わらず、そこかしこに家族連れやカップルが座って談笑している。
私は、取り敢えず、一服しようと空を仰いで…夢は終わった。
結構、細部まで覚えていたので、こうして書き残しておく。
しかし、一体、どういう夢なのだろうか?
夢診断でこの状況を説明できる人は、いるのだろうか?
大変おかしな夢を見た、それだけの話だ。