日めくりカレンダーを1枚破って、「21日」の日付にした。
破った「20日」をひらひらさせながら、何となく「21日」を眺めた。
ふと、右端に小さく「夏至」と書かれているのに目を止まり、「21日」が「夏至」であることに気付く。
毎年、本当に夏至なのか、疑う私がいる。
1年で最も昼が長い日とは言うが、梅雨時期の、薄暗い日中ばかりで「昼が長い」ように感じない。
今朝も、ずんぐらむっくら、雲が押し合い圧し合いしながら、分厚く折り重なっていた。
いつも気付いたら、夏至になっている。
時には、夏至を通り過ぎていることもある。
普段からずんぐらむっくら、毎日を過ごしているから、私の中の時間と周りの時間がズレるのだ。
ふと、最近、コメントを返信できてないことに思い至る。
いや、これは気付いている。
気付いているが、気付いたら、もう夏至なのだ。
随分、不義理なことをしてしまっている。
時間を見付けて、返信せねば。
取り急ぎ、6月中には…
これから、また日が短くなる。
ずんぐらむっくら、雲が向こう山へと消えていく。