ネガティブ方向にポジティブ!

このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

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玄関のドアを開けようとすると、強い風が押し戻してきた。

小学2年生の子ども1人が踏ん張って抵抗しているような、手応えのある押し戻しだ。

しかし、大人の腕力に敵うわけなどなく、押し返せば難なく開いた。

 

もう少し抵抗してくれたら良いのに、と残念がる。

私の身体の筋力なら、高校1年生くらいの腕力で負ける。

そしたら、「玄関に何者かが居て、出社することができません」と電話ができるのに。

 

そうは言っても、のんびりしてられない。

働かざる者、食うべからず。

この訓戒より、働かなくても構わないが、食べられないとしたら自己責任、の方が時代に合っているかもしれないが。

 

たらたら歩いていたら、今度は背中を強い風が押してくる。

ほらほら歩け、とつんつく押してくる。

お前はいたずらっ子か、と心中考えながら、さっさか歩みを速める。

 

風の気まぐれは今に始まったことではない。

一々一喜一憂していても、仕方ないのだ。

風の吹くままに身を委ねる楽しさを知る故に、ある意味で、無心になれる。

 

嗚呼、とやかく考えていたら、会社に着いた。

南無三、ある意味で、無心になる。

そんな私を風はけたけた笑って、見送ってくれた。

 

さあ、一踏ん張りだ、と意気込みながら投稿する。