最近は特に変わったこともない、平凡な毎日だ。
実に平和でなだらかな日々だ。
平和だから退屈であり、欠伸が止まらない。
毎日が刺激に溢れた生活をしている人も、その内に、刺激に馴れるだろう。
他者から見て刺激に見える毎日も、刺激が刺激でなければ平凡と変わらない。
感覚を研ぎ澄まし続けるのは、困難だ。
才能は枯渇する、というよりも、才能は劣化するの方がしっくりくる。
平凡な毎日を掬い取るのを日課であれば、次第と最適化される心と身体だ。
変わったことがないから、と言うのは言い訳ではある。
目を凝らし、耳を澄ませば、些細な変化は常にある。
ただ、すべての変化を捉えるのは、土台無理な話でもある。
だからと言って、些細な変化を見過ごせば、平凡は平凡なままだ。
退屈が嫌なら、それこそ心血を注げば見逃さない。
しかし何が困るかと言えば、刺激のある日常は好きだが、退屈な日常も好きな私がいることだ。
今日も特に何も変わらない。
実に平和でなだらかな日だ。
よって、例の如く、欠伸が長々と出る。
ふわあああ…投稿する。