ちょっと気分が乗るのに時間がかかる。
のろのろと泳ぐ鯉のような気分だ。
桟橋に立つ人がパンくずを放るのを待つ、そんな受け身な感じだ。
自動車の総移動距離が11万kmを越えた。
あっちこっち出掛けた結果だ。
最終的には、20万kmに到達したい。
佐久にできた絵コンテをプレゼンした。
コントは没になって内心残念に感じる。
折角書いたからこのブログに載せてしまおう、と悪知恵を働かせる。
ふわふわと氷砂糖を噛み砕くような夏の夜、半月が浮かんでいる。
何処か私の知らない夜に連れてってほしい、と半月を見て考える。
知らないことさえ知らない夜は、何処にあるのだろうか?
もう少し、もう少ししたら浮上する。
汗がたらり、とあばら骨の上を滑り落ちる。
酷暑の夏、水分補給は欠かしてはならない。
一先ず、この記事は上げて、他に書きたいことは書いてしまおう。
のろのろと、ふわふわと、もう少しだけ浸った後に。
12万kmの未来まで、時間を延ばして。
夏の眩惑に誘われた、蚊取り線香のような夜より。