何食わぬ顔で投稿する。
(この記事は投稿後に書き直される運命にある。)
テレビで盛んに「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこさんの訃報が伝えている。
50代と聞き、そんなに若かったのか、と驚く。
早すぎる、と故人を偲ぶ声が各方面から届いていて、確かにまだ早いな、と1人相づちを打つ。
しかし、人の肉体は何時かは錆びて機能しなくなるものだ。
善くも悪くもなく、平等に死に行く定めだ。
早すぎる、という声を発している人たちの中に、本当に悲しんでいる人間は、果たして何人いるだろうか?
早すぎる、の中には、どうしてそんなに早いのか疑問に感じる人もいるだろう。
乳がんが原因、とのことなら、親しい人ならある程度の覚悟はあったはずだ。
ただ知らなかった他人は、驚くしかないのだ。
人は何時かは死ぬものだ。
しかし、その何時かは「今日」とは考えてはいないのかもしれない。
私も理屈は分かるが、「今日、あなたは死ぬかもしれない」と言われても「そうですね」としか返せない。
何食わぬ顔で死は忍び寄る。
人は誰であろうと平等にかっさられられる運命にある。
それが何時かは考えないし、感じられないから、今日も置き去りにされるのだ。
(何か哲学な気分のまま、書き直し、再度投稿する)