昨日の私は、ぺしゃんこに寝潰れていた。
布団と私の隔てる隙間は1mmもなく、密着していた。
冷蔵庫に貼ってある吸盤のような密着具合で、引っ張っても私から布団は剥がれなかったことだろう。
今日の私は、一転、軽やかに浮く風船のようだ。
風船には小さな穴があって、しばらくすればまた元のぺしゃんこに戻るだろうが、今日は朝から元気に活動している。
気持ちも軽やかで、あの山の頂きも一っ飛びで越えられそうな気分だ。
朝は8時頃に、安曇野市北穂高にある「ラトリエ・ザ・サンス」にて、「安曇野朝活」に参加した。
朝活自体は随分と前から知ってはいたが、大体がそうした活動をする所は関東で、近場では中々なかった。
今回の「安曇野朝活」の場所が私の住んでいる場所から自動車で10分程度とかなり近くにあったのが、朝に滅法弱い私が「行こう」と決めた事由の一つになる。
「ラトリエ・ザ・サンス」さんは平日でも8時から開店しているようだ。
8時開店はここら辺では珍しいので、随分と早い時間から頑張っているなぁ、と呑気に考えた。
恐る恐る中へ入って、恐る恐る会の席へ座った。
どんな会か、と言えば、兎に角、一人一人が熱く語る場とでも言えば良いのか?
主催者の一人は、「毎回、開く会によって違う。講習会のような会もあれば、全員アーティストと言う会もあった。だから、全部の会に参加して欲しい!全部違うから!」と熱弁していた。
色々な話しを聞けたし、私も話したい話しをした。
SNSの恩恵に、私は多分、享受しているのだろう。
長野県にも変わり者がいることを知ったきっかけはFacebookからだし、今回の熱い人々や色んな考えを知れるのは私の刺激になっているだろう。
意外と世界はぐるぐると混沌としていて、目を閉じていたら単一色の世界しか知れなかった。
ご機嫌に過ごして、今度は松本市でトークイベント「松井家トークライブ」に参加した。
松井家トークライブ 〜Tabishiyo talk vol1〜
いや、何かノリで?
いつもの如く、合うか合わないかなど考えずに乗り込む。
やはり、顔馴染みがちらほらいる中、一人浮く。
トークの内容は家族で世界一周、というロックな生き方と世界一周の様子を話していた。
世界一周をする人は結構いるが、家族ごととなると珍しい。
「やるかやらないか」は、共感できる気がした。
その後、懇親会があったのだが、噛み合わなさ全開でしばらく様子を見ていた。
そして、気付いたら、子供らと遊び呆けていた。
毎回、飲み会やら懇親会に参加すると、子供らと後半遊んでいるのは、自分でも謎だ。
そんなこんなで、1日をフルに使った。
正直、もうぺしゃんこになりかけだ。
明日は起きれるか…未定だ。