ストーブの前で首が抜け落ちそうなくらい頭を垂らして座る。
手にはスマートフォン、フリックでメールをしたためる。
あちこちに返事、お願い、日程予定を聞き回っている。
「2000円分の楽しいことを教えて下さい。」の企画を各所で告知している。
その成果だろうか、細々と人が話しをしたい、聞きたい人が増えてきている。
企画立案をして良い流れが来ていると感じている。
また、私個人が会いたい人に会いに行き、行きたい所に行く算段が立てる。
更に、私が今年の「やりたいこと」を実行に移す計画も進行している。
工場勤めをしながら、遊びの予定がにわかに埋まり始める。
1月26日は「安曇野朝活」に参加した後に、2000円企画に参加してくれる女性と対話する。
その女性は「100人プロジェクト」なるものを考えているらしく、どのような内容かは詳細は知らないが、その話しを私にしてくれるようで、今から楽しみにしている。
また、2000円企画への参加したい人を紹介してくれるとも言っていたので、それも楽しみだ。
2月1日から3日までの3連休は飛騨高山へ行く予定だ。
以前お知り合いになった方が「ピースランド」という本屋を営んでいるらしいので、唐突に行ってみようとしている。
折角なので、観光奥穂高岳のロープウェイでも乗って、飛騨牛を食べておこうと目論んでいる。
2月の後半には2000円企画のパフォーマンスとして、山梨県で「オールナイト焚き火」をする予定だ。
立案者は富山県に住んでいる男性で、一晩中焚き火をしよう、とする内容だ。
長野県の私と富山県の男性が山梨県で一晩中焚き火をする、意味が分からなくて最高だ。
3月28日から30日の3日間は兵庫県神戸市へブログ友達(で合っているのか?)の8マンさんに会いにいく。
「ジュリアでドライブして、珈琲を野点」する、もう神戸の街並と合わせて洒落ている。
しかもお泊まりもする、現実に会うのは初対面なのに、これがネットリスク(多分、間違っている)なのか。
4月には、2000円企画に朗読にGOKUさんと音で小野さんが私1人のためのライブをしてくれる約束をしてくれた。
向こうの予定との折り合いで4月にできるかは不透明だが、きちんと書名を頂いた。
私1人のためのライブ、贅沢な時間を過ごせそうだ。
5月の最終金曜日には、オープンマイクイベント「ナナシのゼロ」にゲスト枠を直談判でもぎ取ってきた。
今年のやりたいことをこの時にやろう、と考えている。
ゲスト枠はパフォーマーとして高水準の人間がやる枠なので、すでに緊張している。
その日のその瞬間の気分でどう過ごすかを決めている私にしては、5月まで予定があるのは驚きだ。
スマートフォンにスケジュールを書こうとして、カレンダーアプリをアンインストールしたことを思い出す。
カレンダーに予定を書かないから要らないと考えていた過去の自分を罵りたい。
普通に工場の仕事の合間にこうしたことをしていくのだ。
ここに勉学も捩じ込めば、多忙な人間になれる。
いや、無理はしない程度に、気が向いたら勉学はしよう。
私の2019年上半期の予定が大体決まった。
ストーブの前で背骨がぜんまいの如く丸くなっている。
スマートフォンをたぷたぷと操作する。
あー、何やら大変なことになりそうな、そんな予感がする。