メタリックな青の景色が広がっていた。
固い、光沢のある、鈍重な青い山が悠々とそびえていた。
無機質で、有機質でもある、白と黒の比率が違う青い空がマーブル状に広がっていた。
メタリック…で合っているだろうか?
何か貴金属のような色合いに見える青だった。
いや、鉱物のような色合いであっただろうか?
「メタリックな青」と感じているのは私だ。
しかし、他の人に伝える時、正しく伝わっているとは考えない。
何故なら、きっと人それぞれ、「メタリックな青」は違うのだろうから。
受け止め方が違う、と言えば、この記事の意味も人それぞれ受け止め方が違うだろう。
当記事で600記事、中々の大台だ。
短文投稿もかなりの数あるが、600記事は600記事だ。
私にとって、この600記事は、大変に意義深い。
言葉を連ねて600記事、少し調子に乗っても良いのではないか、と考えるくらいには浮き足立っている。
全体では言えば、当記事で968記事となる。
あと1月後には1000記事である。
平成が終わる前には1000記事が達成する。
味わい深い、趣深い、感慨深い、どの言葉でも深さを感じる。
メタリックな青の景色が広がっていく。
固い、光沢のある、鈍重で、無機質であり、有機質でもある、白と黒の比率の違う青たち。
この日常を断片が私を助けてくれた。
山に感謝を。
空に感謝を。
日常に多大な感謝を。
人それぞれ、意味が違って良い。
意味が違っているから、同じでないから面白い。
今までの、これからの、私を助けてくれるのは違う日常だ。
明日も明後日も流動しよう。
きっと同じ顔した振りをして、違う顔した日々がある。
忘れては気付く、たどたどしい日々だ。
メタリックな青さと快活に別ちながら、投稿する。