よく晴れた空が恨めしく感じようとしてみる。
しかし、よく晴れた空は私の邪念を吸い取っていくようで、特に何も感じずにいる。
私が眠れないのは、部屋が明る過ぎるから、ではないようだ。
何となく、今日は気分が良い。
力強い馬に乗って草原を駆け抜けていくような爽快感がある。
私自身は草原に生えるペンペン草の如く、一処に留まっている訳だが、爽快感はある。
今日も夜勤なので、多少は寝なければしんどくなるのは目に見えている。
しかし、折角の良い気分なので、しばらくはこのまま過ごす。
欠伸が出た頃合いにそっと眠って、ギリギリまで寝た後、ばっと起きれば良い。
空は青い、まっさらな青さだ。
障子の白い紙を透過して、私の部屋の隅々まで行き渡っている。
ああ、今日が休みだったらどんなに良かっただろうか。
ふわっとしていたら、結構な時間が過ぎていた。
気分は依然、快活だ。
流石にそろそろ寝転がろうかね。
草原に吹き抜ける風を思い浮かべながら、投稿することにする。