ネガティブ方向にポジティブ!

このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

659

夜切れに迷い込む。

百鬼夜行の最後尾、その通り道、妖しい残り香が漂う。

もう1時間もすれば、仕事に行かなければ。

 

臨兵闘者皆陣列在前、九字を切る。

詳しい意味は、知りはしない。

ただ、世界に挑む自分を演出できて、気分は良い。

 

陰陽も物ともせず、千鳥足で歩く。

八卦も当然気にもせず、阿呆面下げて歩く。

本当は、危険も不穏も手招きしている。

 

そうは言っても科学の徒である私は信じない。

自分の哲学を基盤に危険も不穏も薙ぎ払う。

薙ぎ払っても薙ぎ払っても、手からは拭い切れないのに。

 

私は一体、何を書いているのだろうか?

信じていないのに、不可思議な存在を示唆している。

いやいや、私は見たことがないからと言って、見たことある人を否定する理由にはならない。

 

つまりは、ダブルスタンダード?

そう言うつもりでもないが、そういうことになるのだろうか?

私の舌は二枚舌、嘘を言わないと誓ったことは、一度もない。

 

なるべく誠実に、なるべく正確に。

確からしいことを書こうとすれば、確からしくないことも書かねば。

ひとまとめにする不遜な私は、今日も妖しいモノ共に目を付けられる。

 

夜切れに迷い込む。

百鬼夜行の最後尾、その通り道、妖しい残り香が漂う。

外からはスズメの列、その最先頭、私の知っている確からしいことが始まる。

 

おはよう、夜が切れて、生還す。