「まつもと演劇祭」が終わって、一段落。
全く稽古をしていない。
あの極彩色の毎日は、急に萎びてしまったような気がする。
このままいつも通りに戻っていくのだろうか?
と言いつつ、脚本を書き始める。
私はどうも、物語を作りたい人間のようだ。
役者は、必要であればやろう。
しかし、どちらかというか、明白に私は脚本を書きたい。
褒められたから、役者もちょこちょこやるが、私は物語を紡ぎたい。
物語を作る、というのは世界を再認識するのと似ている。
自分の価値観を分解して再構築して、再発見する作業だ。
今回の経験は次を目指させるのに十分であった。
ちまちまと書いていく。
色々と疎かにしているから、そろそろ区切りをつけて許しを請うべきかもしれない。
嗚呼、もっと要領良くできる人間だったら良かったのに。
一段落して、一息つく。
そうして、次を歩き始める。
何かしらのご報告ができたら、良い。