私はよく擬音語を使う。
「ぬらぬら」、「ぜらぜら」、「ぽけら」など思い付いたら書いている。
これらの擬音語に深い意味はない。
私の感性と直感と勢いで書いている。
後で読み返して、「どういうつもりで書いているんだ?」と感じることもしばしばある。
しかし、その時はそういう語感が良い風に感じているのだ。
相手にイメージを伝えるためではなく、文章のリズムの感触が良いからが正解だ。
どうして擬音語を使うのだろうか、を今考えたので、「文章のリズムの感触」というのも今出てきた。
説明が難しいが、書いていて何か「ぽん」と入れたくなるのだ。
文章構成の感覚である。
どこに句読点を入れるか、と同じ感覚だ。
人によって句読点の入れる位置は微妙に違う。
それはどういう風に文書を読んでいるか、になるのだろう。
結句、自分の内面を表している、文章構成の1つをとっても。
擬音語の多用も私の内面の表れに過ぎない。
はらはらと積み上げて、ぽけらと遠くへ投げておく。
そうした姿勢の表れだ。
と、今に至って自分の文章を眺める。
小さいことにも意味を求めて。
瞬き一つにも、内面が表れる。
今回は「どうして擬音語を多用するか」、自己の追求の一端としてしまえ。
何となく、納得したから、これで良し。