演劇について、徒然に。
最近、「教える」って何だろうな、と考える。
演劇をしていると、発声や身体の動かし方、感情表現など多くのことをできなければならない。
演出としては、「この作品にはこうして欲しい」ということを伝え、教えなければならない。
しかし、稽古休止前は上手く伝えられてないことが多かったように感じる。
また、人間関係でも教えることの難しさでと凹む。
今日、「教えるのは技術だ!」と主張する書籍を見つけた。
タイトルは「~教え方が変わると人は育つ!~世界一わかりやすい教える技術」という書籍だ。
今日目に留まり、バッと買って、バッと読破した。
端的に言うと。
・相手をよく観察する。何が分からないのか、どこが知りたいのかを把握する。
・スモールステップ(とても簡単なことから順々に)と即時フィードバック(教えたことの良し悪しを淡々と評価する)が大事だ。
・教えたことができないのは「教えた側」の技術不足だ。
読んでいて、思い当たる節もあり、為になった。
この書籍は是非に劇団内でも共有したいな、と考えた。
押し付けにならないようにしたいので、様子を見つつ教えてみたい。
まずは、この書籍の実践からやってみる。