ネガティブ方向にポジティブ!

このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

1003

上司に自分の親をディスられた、という旨のツイートを見かけた。

その人は怒りを覚えた、とも書いていた。

自分の親を馬鹿にされたら、腹が立つものらしい。

 

ふと、私は他人から自分の親を馬鹿にされた記憶がない。

だから、「腹が立つのか」となる。

むしろ、「そんなことでは親御さんが悲しむよ」というようなことは言われる。

 

私は薄っぺらい人間であることを明言している。

そうした事実を赤裸々に語っている。

自分が無能で役に立たないクソ野郎だ、とも言っている。

 

そうして卑下する私に、他者はそれ以上落とせないのかもしれない。

むしろ、「そういうことを言っては親御さんが悲しむ」となるのは、落ち切っているから上げるしかないのだろう。

しかし、私の主観において事実なので、「そうは言っても事実なので」としか返せない。

 

私が譲らないものだから、相手の方が辟易する。

その性かどうなのか、親を馬鹿にされることはない。

強いて言えば、親戚集まりの時に父が槍玉に上げられることがあるくらいか。

 

親戚集まりもそれほど多くなく、また、槍玉に上げられるのも父が悪い面が強いので、息子としては何とも感じないのが正直なところだ。

もっと槍玉に上げて欲しいくらいだが、父の側から考えると、父は馬鹿にされた気持ちが強いのかもしれない。

自業自得、と一笑に付して流してしまう。

 

そう、どちらかと言えば、父が家族を馬鹿にすることの方が多い。

私に説教をする時に、姉や妹のことを言い始めることがある。

私は自分の無能さを自覚している反面、姉と妹は頑張っていると考えているので、その点は猛然と反論する。

 

無能な私とくらべては可哀想だ。

姉も妹も頑張っているのだ。

父はそこら辺が全く分かっていない。

 

何て言うか、他人に父を馬鹿にされても「そうなんですよ」と答えてしまいそうな私がいる。

そして、他人がそれはもう残念なものを見る目で私を見そうではある。

結句、他者にまで言及するほど私に関わりたくないと考えるのが普通なのかもしれない。

 

他者に親の悪口を言わせない、ある意味で私と私の父を卑下することで逃れているのかもしれない、と思索する。