またしても私に聞くことか、と考える質問が来た。
「好き過ぎて辛い、どうすればいい」
好き過ぎて辛い、「無理」、「尊死」に類似するものだろうか?
今一つよく分からない。
感情の発露が難しい、ということだろうか?
シンプルに「好き」と伝えるだけでは物足りない、ということとはまた違うのか?
相手が引いてしまうのを恐れているとして、そこは様子を見ながら「好き」をぶつけていくしかないのではなかろうか?
感情が暴発してしまいそうというのであっても、やはり様子を見ながら「好き」をバチバチにぶつけていくしかないのでは?
相手を束縛してしまいそうなら、相手とのコミュニケーションを大事にしながら「好き」をガチガチにぶつけていけば?
辛い、と感じるのも幸せなら、そのまま悶えてしまえ、と私は考えてしまうのだが。
辛い、と感じるほど人を好きになったことがないので、最早、妄想の領域になる。
辛い、と感じるほどに釘付けになる相手とは、どれほど魅力的なのだろう?
何にしても、やはり、伝え方の問題のような気がする。
逃げてしまうような、例えば、「重い」だとか「怖い」とか思わせるような言い方ではなく。
相手が受け止めてくれるギリギリを狙って「好き」と言う。
しかし、ギリギリを狙うには結句、攻めないと分からない部分もあるだろう。
ある程度の駆け引きは必要になる。
ジャブジャブストレート!ワンツー!フック!ボディ、ボディ、アッパーカット!と緩急つけて仕留めて頂きたい。
好き過ぎて辛い人は、相手を仕留めてけら悩めば良い。
手練手管を弄して、陥落せしめよ。
そうすれば、相手も好き過ぎて辛くなるはずなので、より幸せになることだろう、多分。