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このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

1265(脚本書き上げ備忘録)

新規脚本をガッと書いた。

目安50分以上でまつもと演劇祭で発表した「モザイク・シンドローム」を除外した脚本は、今回で3作目だ。

この3作品を踏まえて、私がちょっと感じたことを書く。

 

最初に書いた脚本は設定盛り沢山で、ぎゅうぎゅう詰めで書いた。

お陰でとっ散らかっていて、もっと削れたような気もする。

2作目と3作目は、最初に10分目安のシーン事のイメージを絵で描いてから、書き始めた。

 

1作目は長さだけで言えば2時間くらいはあるが、広敷を広げ過ぎた。

シーン事を絵にする方法は私に合っているようで、時間内に収めるのに役立っている。

ただ、ビジュアルを予め決めてしまっている気がするので、舞台に乗せる時にこのビジュアルが邪魔になりはしないか、という心配は少しある。

 

3作の中編脚本を書いて分かったのは、情報過多に成り易い傾向がある。

今回の習作も、「このシーンは削れるな」と感じるがあり、きちんと削り切れていない。

60分枠に収めようと考えているが、時間制限がないと20分くらいでまとまりがちだ。

 

後半、特にラスト付近は妙に書くのが早くなる。

上滑りしているような感覚がある。

書き急いでいるとも言える。

 

情報の量は多く作れるが、情報の質が軽いのだろう。

私の脚本は、20分くらいが丁度良いように感じる。

情報量にしても、質にしても、20分くらいが手応えがある。

 

後半が書き急いでしまうのは、情報の質が軽いためだろう。

どうして?の深掘りをせずに一気呵成で書き進めてしまうので、どうしてもガス欠になってしまうのだろう。

もっとどうして?を大事にしても良いかもしれないが、そうなると書き方が変わるかもしれない。

 

情報の質向上は別の取り組み方を模索すべきだろう。

やはり、動機付けの勉強に励むべきか…。

あと、単純に知っていることが少なく手駒が足りないから、発展し難いのかもしれない。

 

書き取りとか、読書とか、今からやるしかないか…。

興味のあるものから、少しづつ拾い上げていく。

備忘録がてら、書き残す。