2月から一先ず何かしら書いていこうか。
何かしらとは、何かしらだ。
不定形を木枠に嵌めて樹脂で固めるが如く、言葉にしていく。
去年の空きは追々埋めていくとして、今年は2月から埋めていく。
何かしらの言葉は私の言葉になる。
無為に時間を過ごしていると、何かしらは落ちていかない。
鉄管を通り抜ける磁石の如く、ゆっくり落ちていく。
積み上げていく言葉は腐葉土にもなりやしない。
うだつの上がらない繰言ばかり達者になる。
紙のストローにして環境問題は解決したのだろうか?
プラスチックの蓋を外してちみちみ飲むコーラは、歯に凍みるばかりだ。
2月になったので少しばかり焦る。
つるつる滑る路面のカーブを曲がる時のようは緊張感を感じる。
バッサリ切った髪は気持ち良く落ちたけれど、首周りに吹き抜ける風のお陰で緊張を忘れさせてくれない。
嗚呼、2月なのだ。
嫌、と思えど2月なのだ。
嫌だけど、TikTokのホストは今日も遅刻して怒られている。
2月から何かしら書いていく。
何かしらとは、何かしらだ。
散文なのか、詩文なのか、戯言なのか、特に気にも止めずに型に嵌めていく。
寒冷、受け入れて、観念する2023年かな。