ネガティブ方向にポジティブ!

このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

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遠く、山と空が何とも涼しげな色に見える。

近く、草木の先がほんのり枯れている。

夏が唐突に終わった。

 

駐車場に蝉の死骸がころん、と落ちていた。

実家の砂利庭にござが敷かれ、ジャガイモと白いカボチャがごろん、と寝かされていた。

ご先祖様を乗せた勇猛な胡瓜の馬は、台所で輪切りにされた。

 

天気予報では、9月の中旬頃の気温だそうだ。

連日、猛烈な暑さだったのに、あまりの下げ幅に驚いている。

居酒屋のメニューで他のメニューが1000円位なのに、大根のサラダが50円だった時のような、驚きだ。

 

上着をタンスから引っ張り出して、半袖の上から羽織る。

60カラットの砂糖のダイヤモンドを牛乳に沈め、電子レンジでチンして溶かす。

再び山と空を眺めて、これはもう秋だな、としみじみ感じながら、甘い牛乳を飲む。

 

過ごし易くはなったが、これから寒くなるかと考えると気が滅入る。

とは言え、寒くなることを今から心配するには、ちと早い。

今はフライパンの上で弾けた水滴のような日々が終わったことを喜びたい。

 

夏が唐突に終わった。

遠く、東京へ向かう道すがら、特別急行列車の中で夏を偲ぶ。

近く、私の周りでちらつく極小の秋をそっと纏う。

 

ここに夏の暇の報せを記しておこう。

何かの拍子で思い出す日のために。


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@斯くもはてなProに変更するのは些か面倒だ。

昨日、大阪のイベントのチケットを買うために、ファミリーマートでコンビニ決済した。

「Famiポート」の操作は意外と簡単で、ものの2、3分でFamiポート申し込み券を発行できた。

現金主義の私は、自分の手ずからお金を出したい気持ちが強いので、レジで直接支払う感じも助かった。

 

ファミリーマートから出て、私は考えた。

はてなProに変更しよう。

コンビニ決済が思いの外楽だったので、はてなポイントを買って、9月からはてなProで運用しよう、と決めた。

 

しかし、別の問題がぞくぞくと出て来た。

まずはドメイン問題だ。

私は今のドメインで十分なので、独自ドメインにする必要がないのだ。

 

はてなProにする人は独自ドメインにしなければならないようだ。

実際に変更しなくても良いのならしないのだが、表示されるどのサイトも独自ドメイン変更をすることが前提で書かれている。

大変に困ったが、そういう流れなら、止む得ない。

 

更に「HTTP」から「HTTPS」の変更ができるらしいのだが、一度「HTTPS」に変更をすると元に戻せないらしい。

安全面で「HTTPS」の方が良く、グーグルも勧めている…らしい。

グーグルが勧めているなら、変更しても良いが、手続きが面倒そうで嫌になる。

 

今よりもすっきりすれば、それで良いのだが…

9月に記事を投稿した時点で、ちょろちょろと変更していく。

8月中にリライトしたい記事は少しは済ませておきたい。

 

予定では、30日の無料期間で運用した後は、2年コースで契約する。

1年毎より面倒が少なさそうだからと、2年コースが一番押されている気がするから。

なので、10月からは課金ブログになるだろう。

 

よくよく考えれば、9月に丸2年になるのだから、節目としては大変に良い。

やはり、はてなProにするべきなのだろう。

今まで、タダで使っていたのだから、多少の返納はすべき、というノリだ。

 

残り半月は独自ドメインの名前を考えることにする。

一応、候補は思い浮かべているが、正解が分からない。

シンプルで分かり易いのが良いが、何を以て「分かり易い」のか定かじゃない。

 

斯くもはてなProに変更するのは些か面倒だ。

 

面倒だが、丸2年、自分の為と考え直して取り組むことにする。

決して頑張らない、できることから少しづつ。

詰まらないことを延々と書く、私の魂は揺らがない。

 

盆過ぎて、長袖を羽織った部屋から、決意表明までに。

友人知人と休みを摺り合わせるのも一苦労だ。

ぐだぐだと決まる休日の予定について。

 

早くも8月の2連休と、9月の3連休の予定が決まった。

社会人は早め早めに予定を聞き出さないと、休みが合わない。

7月から擦り合わし、摺り合わせて大体が決まった。

 

何か、最近は忙しく、頭を使う暇がない。

良いことのような気もするし、悪いことのような気もする。

取り敢えず、づらづらとメモ代わりに書き連ねておく。

 

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真っ昼間、蝉が鳴いていた。

甲高い鳴き声は辺り一面を響いていた。

じりじりと熱せられた空気は、蝉の声で震わされて、より暑く感じさせた。

 

久しぶりに蝉の声を聞いた。

夏も終わりに差し掛かったこの時期に、蝉の声を初めて聞いた。

私の鼓膜を震わせる蝉の振動は、今が夏なのだと、強く主張する。

 

なまら起き上がって、台所に向かった。

机にはキュウリとナスと竹串が粗雑に置かれていた。

これで馬と牛を拵えて、仏壇の前にでも供えるのだろう。

 

じりじりと熱せられた空気は、盆を境に何処かへ消えてしまう。

まだ暑い、まだ夏はいる。

蝉も鳴いている、姿は見えないが全力で鳴いている。

 

夏の終わりは直ぐそこまで。

蝉の声が止むのは、きっと、直ぐそこまで。

じりじりと熱しられた空気が去るのも、きっと、直ぐそこまで。

 

8月15日、気付けば、夏の栄えは過ぎていた。

8月15日、73年も前に始まった平和は、ぼけてやしないだろうか?

8月15日、平成の終わりに、蝉の声は染み入る。

 

昭和が化石になる前、私は蝉の声を聞いた。

夏の終わりを惜しんでいるのだろうか?

いや、蝉はただ今を鳴いているだけだ。

 

ただ、一区切りは直ぐそこまで、直ぐそこまで来ている。

夏の終わり、平成の終わり、私の日常の些細な一時の終わりは直ぐそこまで。

蝉は熱せられた空気を、空間を震わせていた。

 

真っ昼間、蝉が鳴いていた。

甲高い鳴き声を辺り一面に響かせていた。

蝉は始まりも終わりも意図せずに、ただ鳴いていた。

 

8月15日、蝉と平成とぼやけた私の三重奏は、じりじりと熱せられた空気を響かせた。