ネガティブ方向にポジティブ!

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今日あったこと。

昨晩、納涼祭後の打ち上げに参加し、宴もたけなわで一本締めをした後、両親に連れられて来ていた小5女子のAさんが私に話しかけて来た。

 

「明日、わさび祭りで踊るから、観に来て欲しい」

 

近年、納涼祭の翌日は、「信州安曇野わさび祭り“YOSAKOI”」がある。

本場高知県よさこい祭りの派生系、北海道札幌市の「YOSAKOIソーラン祭り」と同じ、数団体が集まってステージ等で踊るイベントである。

Aさんの所属するチームも出るとのことで、私を誘ってくれたのだ。

 

酔ってはいるが、記憶を失くしたことのない私は、二つ返事で了承した。

一応、指切りをして、その晩は別れた。

 

翌朝、つまり今日の10時30分頃、私は会場にいた。

夏の日差しが容赦なく降り注ぎ、さながらオーブントースターの中で焼かれているかのような気分になる。

運営本営にあるパンフレットによると、Aさんのチームはあと30分位で始まるようであった。

そこで、朝食がてら、立ち並ぶ屋台で軽く見繕った。

 

私が声をかけると、笑顔で駆け寄って、ハキハキと受け答えをした男の子から買った焼きそばと。

手渡す時に「よく振ってください」と言ったお姉さんから買ったバーベキュー味のポテトフライと。

私が注文すると細長くて可愛い容器を指差して「こっちの容器にします?」と聞いたお姉さんその2から買ったリンゴのスムージーを(容器は普通にしてもらった)。

炎天下の空の下、特設ステージから少し離れた縁石に腰掛けて、ちょいちょい食べながら待った。

 

時間になり、Aさんのチームが踊り始めた。

夏だからなのか、おヘソのチラリズムを見せつける衣装で、親御さんはよくあの衣装で踊るのを認めたなー、と感じながら。

暑い中、ステップを踏む様子に、倒れやしないかちょっと心配になりながら。

意外にノリノリで踊っていて、まあ、中々楽しめました(謎の上から目線)

 

向こうが気付いたかどうかは分かりませんけど、約束は果たしたので、昼食がてら、他の屋台を覗きにその場から離れる。

 

それで、ソフトクリームが食べたくなったので、列の後ろで待っていると。

突然、後ろからドーンと飛び乗る感覚が!

驚いて、一度背負ったそれを降ろして、振り向くと、Aさんが夏の太陽顔負けの眩し過ぎる笑顔であった。

 

多分、お兄さんに甘える感じのそういうのだろう。

しかし、Aさん、年齢的にギリアウトじゃなかろうか?

お隣にお友達もいて、後年、黒歴史にならなければ良いけど…

 

ああ、でも、嬉しかったんだろうな、と。

これは約束を守って良かったな、と。

煌めく笑顔を列から見送りながら、自然と顔が綻んだ。

 

そんなことがあった夏祭り。

 

投稿します。