慌てない、慌てない、一休み一休み。
と、アニメの一休さんの有り難いお言葉が脳裏に甦ったので、一休みした。
そして、毎度お馴染みの時間になった。
学習しないことで定評のある私。
いや、まだ時間はあるか。
青い暗闇の中で、夕飯を考える。
慌てない、というのは危機感が足りないから。
外敵に喉元噛みつかれて風前の灯火になるような事態は、それほどない。
と、草影から息を殺して近付く肉食動物に気付かずに呑気に水を飲んでいる草食動物のような私。
想像力が足りない、妄想力はあるのに。
自動車の運転免許も、28歳まで取得しようとしなかった。
取得した理由は、なければ、死ぬから。
田舎あるあるに、いつの間にか追い詰められていた。
こうして、追い詰められないと、行動に起こせない。
切迫感が涌き出てこない。
「あー、まずいなー」と考えてからも、長い。
今日も朝は出かけよう、出かけようとゴロゴロし。
昼は昼で、出かけよう出かけようとゴロゴロし。
夕方になって、もうこんな時間だから良いや、と諦める。
諦めることに慣れ過ぎたからか、ゆったり構えてしまう。
楽な方へ、楽な方へと流されて、空っぽな夜に落ちる快適さ。
堕落しているから、僅かでも行動に起こそうとすると、怠さを引きずりながらとなる。
街灯の灯りでさえ、私には眩しくて敵わない。
怠け者を自称して、何年になるか?
確か、初めてmixiをした頃には、怠け者を自称していたように記憶している。
mixiを開始したのは、確か、2009年?
今は2017年だから、およそ8年?
それ以前から、考えていたとしても、私が怠け者と自覚して、規範にして、8年。
8年か、それなりに年季が入っている。
最近は、「私」を追求する求道者を自称し始めてるが、こちらは未だ1年も経ってない。
怠け者先輩の先輩風に求道者後輩はイエスマンと化しているのか?
後年、求道者後輩が出世して、立場が逆転することはあるのだろうか?
ぼんやり、自分の内面の変化の無さに、薄くため息を吐く。
慌てない、慌てない、一休み一休み。
嘆くには早い、多分。
投稿します。