ランチャームを取っ掛かりに考えます。
駅弁の中に杯っている魚の形をした醤油差し、ランチャーム。
何か名前だけ聞くと教会からの使者、ランチャームって感じです()
さて、ランチャームは「たれびん」とも呼ばれるみたいです。
何か名前だけ聞くとアホな村人たれびんって感じがします。
で、ランチャームはたれびんの商品名らしいです。
たれびんが悪魔と戦うときに呪術武装した姿がランチャーム…?
あ、いや、つまり…
あえて、言い切る。
ファンタジー世界は胸踊る。
ただの妄想だよ!
下らないね。でも書く!
ランチャームは醤油を出す訳ですが、あれは血の代償ですね。
それでアジフライや寿司に、巨大な悪魔を打ち倒すのです。
血の代償で悪魔と戦うランチャーム、醤油が無くなったらごみ箱行き、魂の監獄へと堕ちて逝くのですけど。
補充されることによって、教会が呪術で甦らせて、戦場に戻される訳です。死ぬことさえ赦されない。
もう、身も心もボロボロになりながら必死に戦うランチャーム。
どうして?それはたれびんが密かに想いを寄せる領主の娘の愛する世界を守るため。
それはこの小さな村で救われた、彼の不器用な恩返し。
それは彼の両親の命を奪った仇敵を討つため。
今日も彼は命を削る…
しかし、敵はあまりに巨大。
それら全てを倒すには、彼の命だけでは足りなかった…
果たして、ランチャームは小さき世界を守れるのだろうか?
娘「たれびん、何しているの?早くしなさい」
たれびん「お嬢、いけません。戻りましょう…」
娘「何がいけないって言うの?あなたも私に館に閉じ篭っていろっていうの?」
たれびん「…この森は奥に行けば行くほど晴れない霧が濃くなりまさあ…よく森を知っている者でさえ、迂闊に踏み込めば迷うような、恐ろしい場所で…」
娘「でも、たれびんがいるじゃない?」
たれびん「…他の誰かに見られたら…」
娘「ほら、登れない。早くして」
たれびん「………日が沈む前には戻りますよ」
娘「ええ、約束。ほら、行きましょう!」
???「オオオオ…」
娘「あれは何?」
たれびん「この森の亡霊でさ…見つからないように…」
娘「…悲しそう」
たれびん「…さあ、こっちへ…」
悪魔「…そこの娘を置いていけ…」
たれびん「…従う道理が無い」
悪魔「ほう?どうやら私が何者なのか解らないようだな?」
たれびん「……いいや、良く知っているよ」
悪魔「!成る程、同類か」
たれびん「吾が黒き血よ、黒き影よ、黒き魂よ。死を希う者を切断せよ…」
娘「…うーん」
たれびん「起きましたか?」
娘「…あれ?私たしか…」
たれびん「亡霊に見入られたんでさ…それで気を失って…」
娘「そうだったの…ごめんさない」
たれびん「…もうこれっきりにしてくだせえ…ああ、それと、これ…」
娘「…あ、見つけてくれたの?」
たれびん「……早く、元気になられると良い…グエッ」
娘「ありがとう!あなたは最高の騎士よ!」
たれびん「…勿体ねえお言葉で…さあ、帰りますよ?」
娘「ええ!」
…みたいな!みたいな!ふへへ…!
おっと、ぼっち特有の妄想爆発、爆心地の私が死に絶えてしまいますね。
ここら辺でお開きってことで。
ランチャームの幸せを願ってます…!