2022-05-31 1635 意味のない数字 東京からはるばる長野県松本市に向かってきている方を待つ。 あと20分くらいで到着するだろう。 肌寒い外ではあるが、思ったよりは寒くない。 目の前に運転代行車が停まる。 ハザードを焚いて誰かを待つ。 オレンジ色の明かりが私の右頬を照らす。 隣で煙草の煙りが揺蕩っている。 自動販売機の稼働音が空へ昇っていく。 足を交互に動かしてみる。 と、私の待ち人が来た。 予定より早く辿り着いた。 駐車場へ案内するために自動車の前を走る。 夜風を切りながら秋の体感する。