おもしろカフェ「スプーンアート」から。
穂高駅近くにあるカフェだ。
テレビで何度か紹介されていて、1度は行ってみようと考えていて、今年の3月に訪ねた。
このカフェを一言で言えば、「悪ふざけ」。
店内には、至るところに作品が置かれているのだが、何れも此れもふざけている。
椅子に座ろうとして、何か様子が可笑しい。
よく見ると、座のクッション部分がなく、布でかけてあるだけだ。
座ろうとすれば脚の骨組みに尻が嵌まる仕様になっていた。
気付かなかったら、怪我するんじゃないか?とよく確かめてから、普通の椅子に座る。
座っていると店主がやって来て、おもむろにビニール傘を開く。
ビニール傘の中にメニューが書かれている。
その中で、コーヒーとケーキを頼む。
3枚目の写真は、コーヒーだ。
塩の瓶の中身は、砂糖だ。
ケーキは…完全な下ネタで、全体公開では載せられない。
悪ふざけのオンパレードで、ある意味、刺激に溢れる空間だ。
店主は、どうも、広島の現代アートの大会で優勝したこともあるらしい(店内にその記事があった)。
大人になって、悪ふざけをしなくなった。
大人としての振る舞いを社会から求められているから。
しかし、時に、童心に帰るのも大人には大事ではないだろうか?
ユーモアを忘れたら、詰まらない大人になるだけだ。
もう一度行きたいか?と聞かれると、そうでもない。
ただ、一度は訪れてみるのは良い。
是非、苦笑いするために、来て欲しい。