Googleアドセンスに落選していた。
雑多な受信メールを片付けていたら、落選していたことに気付く。
成る程、連絡はくれるのか、と顎に手を添える。
しかし、理由が長ったらしい。
一言で言えば、「もっと有益な記事を書け」ということ、と読解してみる。
だが、残念なことに当ブログは無益なことを信条にしている。
そも、どう弄れば良いのかさっぱりなので、何も弄らず再申請する。
このまま落選のループに堕ちていくのもまた一興だろう。
あまりにしつこくGoogleアドセンスの申請をしたら、危険サイトと見なされるかもしれないが、それも致し方なしか。
700記事以上を書いても、落選する。
日PVが40程度のブログでは落選しない方が難しいか。
収益化は度外視している身としては、落胆よりもネタができて嬉しい気持ちの方が断然勝る。
いや、「勝る」という表現は正しくない。
何故なら、落胆などしていないのだから。
比べるべくした負の感情が一個もない。
「あー、落ちたかー」である。
テレビを着けて、どっちも贔屓していない野球の試合結果を見た時ぐらいのテンションの「あー、落ちたかー」である。
興味が虚無の向こう側過ぎて、「あー、落ちたかー」ぐらいしか言葉が出ない。
Googleアドセンスを勧められた手前、惰性で登録手続きはし続けるだろう。
Twitterでは「収益化は長く続けるために必要だ」とした論調があるし、空気を読んでそれとなく申請に有利な「読者に有益」だと私が偏向独断した記事をちょろっと書くだろう。
しかし、当ブログに、広告が貼られることはない可能性が極めて高い。
落選メールに気付いたのが、送られてから1週間が経過しているくらいの興味のなさだ。
あまりの物臭具合にGoogleアドセンの審査の人もそっと画面を閉じたくなるだろう。
取り敢えず、目標を20回落選することにしている(方向が真逆過ぎる)。
20回落選したら改めて記事にしよう、と先を見据えて気を引き締める9月落日かな。