サッカーJリーグに俄なりに興味がある。
何故なら、長野県中信発のプロサッカーチーム、松本山雅FCがいるからだ。
その松本山雅FCは今年、長野県松本市にある本拠地アルウィンで、J2リーグ優勝とJ1リーグ昇格を決めたのだ。
2度目のJ1リーグ昇格は長野県の人間としては喜色満面になる出来事だ。
日本最高峰の舞台でまずは1年を乗り越えて貰いたい。
来年の楽しみなことの一つが、この松本山雅FCの動向だ。
ふと、そう言えば、長野パルセイロはどうなったのだろうか?と気になった。
長野パルセイロとは、松本山雅FCよりも前からJFL(日本フットボールリーグ)に参加していた、長野市を本拠地とするサッカーチームだ。
松本山雅FCとはライバル関係にあり、両チームの試合は「信州ダービー」と呼ばれ、激しい試合をしていた、らしい。
俄だから大体の情報でしか知らないが、6年くらい前にJFLで長野パルセイロは優勝しているほどの実力があった。
このまま切磋琢磨して、J1で「信州ダービー」が見れる日も来るかもしれない、とあの当時は期待感で一杯だった。
松本山雅FCはJ2制覇をした訳だが、今の長野パルセイロはどうしているのか、私は知らなかった。
そこで、すらっと調べてみて、驚いた。
長野パルセイロはGMから強化部長、監督に社長が軒並み辞任する、とサポーター掲示板にまことしやかに書かれているのだ。
その上、選手がごっそり居なくなるだとかレディースの選手も居なくなるだとか、あまりの惨状っぷりに口が開きっ放しだ。
どうも、松本山雅FCが優勝&昇格を決めた日にそうした辞任騒ぎが起きているようで、途轍もない対比になっている。
確かに、片やJ1で更なる飛躍を目指していて、片やもしかしたら解散するかもしれない危機的状況にある。
まさか、そこまで酷い状況になっているとは露知らず、最近は長野パルセイロの動向の方が気になる始末だ。
私個人としては、「信州ダービー」を大舞台で見たいので、長野パルセイロには奮起してもらわなければ詰まらない。
しかし、長野パルセイロのサポーターの何人かは諦めている節があり、J2昇格をするのは、当分先の話しになりそうだ。
悲しいかな、あの当時は、長野県のプロサッカーチームと言えば、この二つだったのに…ただただ、悲しい。
()付きで記録する。
この記事は後で振り返ることがあるかもしれないから。
そう、長野パルセイロが不死鳥の如く復活する日に。
「無謀」と書いて「きぼう」と読むような、そんな淡い期待を込めて綴る。