日光東照宮と仏閣めぐり、その2。
今日は夜勤なのに未だ寝ていない阿呆だ。
朝方、コーヒーをたらふく飲んで、目がカッと開いている。
深く考えると土壺に嵌まるだけなので、冷たい布団の上に横たえて息を潜める。
今日と明日に夜勤に行けば、2連休が待っている。
素晴らしい、スパシーバ、ありがとう2連休よ。
早く寝なければならないのに、「2連休」の文字を打った瞬間にハイテンションにシフトチェンジしてしまうくらい、待ち遠しい。
この2連休はじっとしていようかな、と考えているのだが、長野県は上田市で若手哲学者の話が聞けると小耳に挟んだ。
ここ数年、哲学な話に傾倒している私には垂涎もので、気持ちがぐらぐらと揺らいでいる。
夜勤明け後の睡眠から起きることが叶うならば行こう、といつものように未来の私に丸投げする。
ふと、このままの生活で良いのか、と私に耳打ちする不届き者が現れる。
私の自意識だ、その不届き者の正体は。
ハイテンションから急転直下のローテンションで、不安が「こんにちは」と陰気を振り撒きながらやってくる。
ああ、まあ、良いや。
道端で野垂れ、カラスにつつかれ、独りぼっちの最後だったとしても、それでも良いや。
そういう生き方を選んできたのだから。
ハイテンション、ローテンション、翻って普通なテンション。
くるくると回る木の葉の如く、踊れ踊れ、私の人生よ。
いつも以上に頭がイカれているのは、きっとコーヒーのカフェインの性、と決め付けておく。
踊れ踊れ、私の人生よ、くるくる回る木の葉の如く、ってね。